220101104 ウコンバサラ 『海浜ビーチ帝国の誇り』
砂浜で新たな誓いをした数日後… マスターは再びウコンバサラと 海へ遊びにきていた
あの日から、ウコンバサラは マスターを過剰に守ろうとは しなくなっていた
【ウコンバサラ】 わ~♪ やっぱり潮風って気持ちいい!
【ウコンバサラ】 太陽も眩しくて… 今日は絶好の海水浴日和だね!
【ウコンバサラ】 早く早く キミも一緒に海に入ろう!
先に海へ入ったウコンバサラが マスターを手招きする
その時だった― 突然やってきた大きな波 マスターはウコンバサラに声をあげる
【ウコンバサラ】 えっ、うわぁぁーー!!
マスターは波に抗いながら ウコンバサラのもとに泳いだ
【ウコンバサラ】 ―っ 私は大丈夫だよ、マスター! それよりもキミにケガはない?
ウコンバサラの様子に ホッと肩をなで下ろすマスター
無事で良かった そう続けるマスターに ウコンバサラが微笑みかける
【ウコンバサラ】 マスターのおかげだよ 声をあげてくれたから 落ち着いて対処することができたんだ
自分は何もできなかった、と 首を振るマスター
【ウコンバサラ】 ううん 些細なことでも声を掛け合って こうやって助け合って…
【ウコンバサラ】 お互いに信頼し合うことで 解決ができることが これからもあると思うんだ
【ウコンバサラ】 キミの存在が 私の力になっていく すごくそれを実感したよ
それはウコンバサラが 新スキル『海浜ビーチ帝国の誇り』を 習得した瞬間だった
太陽よりも眩しい笑顔を浮かべ、 わずかに頬を染めるウコンバサラ
【ウコンバサラ】 今日は マスターに助けられちゃったから…
【ウコンバサラ】 次は 私にキミを守らせてね
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