220171104 ヤグルシ 『海浜ビーチ帝国の誇り』
―数日後 ヤグルシに呼び出された マスターが海に向かうと…
【ヤグルシ】
…………
ヤグルシはなぜか 海の方を じ~っと見つめている
【ヤグルシ】
あ、マスター!
マスターがなにをしていたのか たずねると…
【ヤグルシ】
今、ライフセーバーの
お手伝いをさせてもらってるんだ
この間マスターを 助けたところを見られていて 手伝いを頼まれたのだという
【ヤグルシ】
ヤグはここで監視して~
なにかあった時に
補助とかを~するんだ!
【ヤグルシ】
本当は、ヤグも実際に
助けたりしたいんだけど…
マスターは ちゃんと目標に近づいてるんだね と口にして
この間、助けてもらったのは 本当に助かったよ、と続けた
【ヤグルシ】
えへへ…、マスターが
見守ってくれてると思うと
力が出るんだ~!
【ヤグルシ】
ヤグ、もっと努力して
お姉ちゃんにもマスターにも
褒めてもらえるように頑張るね!
ヤグルシの新たな決意 高まった気持ちは新たな力 『海浜ビーチ帝国の誇り』を授ける
【ヤグルシ】
…あ!
休憩の笛だ!
【ヤグルシ】
監視だけでも
くたびれちゃうんだよね~ヤグ
まだ慣れてないからかな~?
【ヤグルシ】
ね~ね~、マスター?
いっぱい声だして~喉乾いたから
なんか買ってほしいな~♪
とたんに甘え始めるヤグルシに 普段は変わらないな、と マスターは苦笑いするのだった
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