221041221 限定クエスト 賀正イベント 振袖に降る雪 ストーリークエスト 振袖に降る雪 ストーリークエスト 3 - 振袖スナイパー 振袖スナイパー 振袖スナイパー 戦闘前
【アバリス】 トレイセーマの新年は、 なんだかのどかな雰囲気ですね…
マスターとアバリスは、 トレイセーマの集落を訪れていた アバリスの意見では…
【アバリス】 ケイオスリオンは 知り合いがいるかもしれませんから 避けたいです
【アバリス】 ハルモニアは…ちょっと苦手なので、 トレイセーマがいいかな、と…
と、いうことだった
【アバリス】 こちらの集落では、住民同士で 挨拶を交わすことが新年の習わしの ようですね…
しかし、かなり目立つはずの アバリスを見ても特になにも言わず、 淡々と会釈をして通り過ぎていく
【アバリス】 あの…マスター 私を見ても、誰も なにも言わないんですけど…
【アバリス】 やっぱり、私の存在感が薄いから、 振袖ぐらいじゃダメなんですよ…
そういって落ち込むアバリスを、 マスターはそんなはずはない、と 言って励ます
どうして誰も注目しないのかな、と 不思議に思っていると、どこからか 二人を呼ぶ声が聞こえた
【アバリス】 あ…マスター、あちらの物陰から おじいさんが手招きしています… いってみますか?
二人を呼び寄せると、おじいさんは 小さな声でトレイセーマについて 教えてくれた
【アバリス】 …つまり、 平等であることに徹底していて、
【アバリス】 見た目の違いについて 発言しないことが 決まっている、と…
【アバリス】 もし、その場面を兵士に見つかれば 捕まってしまうため、私の振袖にも なにも言わないのですね…
視線は感じたのに、 誰もなにも言わない理由がわかり、 マスターもアバリスも納得した
おじいさんは、さらに声をひそめ、 ここだけの話だが、と神妙な顔をする マスターとアバリスが気構えると…
【おじいさん】 こんな綺麗なお嬢さんは初めて見た、 人生で一番の眼福だ
【アバリス】 ええ! は、恥ずかしいです… あ…ありがとうございます…
【おじいさん】 だが、その格好では兵士に捕まる、 早くここを出た方がいい
その忠告を受けて、 二人は早々に集落を出ることにした
【アバリス】 では、おじいさんも気をつけて…
【トレイセーマ兵】 おい!イミテーションどもが、 物陰でなにをこそこそ企んでいる!? まとめて連行するぞ!
【アバリス】 くっ…見つかってしまいましたか おじいさんは隠れてください! ここは私が…!
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