221041251 限定クエスト 賀正イベント 振袖に降る雪 ストーリークエスト 振袖に降る雪 ストーリークエスト 6 - 振袖に降る雪 振袖に降る雪 振袖に降る雪 戦闘前
ケイオスリオンでは、アバリスの 知り合いに会えなくて残念だったね と、マスターは言う
【アバリス】
どうしてですか？
私は会わずにすんで
ホッとしていますけど…
知り合いなら、その姿に驚いて アバリスの印象を強く残せたはず と、マスターは返す
【アバリス】
ああ…なるほど…
本来の目的を忘れかけてました
これじゃダメですね…
落ち込むアバリスを、 でも別の方法を考えればいいよね と、慰めるマスターだった
そんな二人に近づく不穏な隊列に アバリスは気がつく
【アバリス】
あれは…
あの領主の追っ手でしょうね…
ケイオスリオン兵に、斬ル姫まで…
【アバリス】
マスターの体調を考えると
逃げきるのは難しいですね…
ここで立会うしかありません
【アバリス】
斬ル姫と戦うとなると、
多少厳しいですが…
【アバリス】
マスター…
私を信じてくれますよね？
もちろんだ、とマスターはこたえる そして、アバリスの指示にしたがって 彼女の後ろに下がって敵を待った
【アバリス】
…なにか、ご用ですか？
【斬ル姫】 その衣装とアンタを 手に入れろって命令されたの おとなしくついてきて
【アバリス】
それはできませんと、
お断りしたはずですが…
【斬ル姫】 …その声、もしかしてアバリス？
【アバリス】
うう…
そ、そうです…
【斬ル姫】 ふぅん…衣装は綺麗ね
【斬ル姫】 へえ… いつもは地味すぎて、どこにいるか わからないのに見違えたじゃない
【アバリス】
うっ…！
【斬ル姫】 …ねえ、 ちょっと私もそれを着てみたいから それ譲ってよ
勝手な言い分に、マスターが 反論しようとするが、 アバリスはそれを笑顔で遮る
【アバリス】
マスター…大丈夫です
私、負けません！
そういって、相手の斬ル姫に 向きなおる
【アバリス】
あなたの要求は受け入れられません
この振袖は、私が大事な人から
もらったものなんです…！
【斬ル姫】 へぇ…おもしろいこと言うのね それなら力づくで奪うだけよ！
【ケイオスリオン兵】
オイオイ！いい加減にしろよ！？
お前らの喧嘩に付き合ってるヒマは
ないんだよ！
【ケイオスリオン兵】
おとなしく従わないのなら
力づくで連行するまでだ！
やるぞ！
【アバリス】
…させるものですか！
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