221051241 限定クエスト 賀正イベント 昇る陽、心に宿る陽 ストーリークエスト 昇る陽、心に宿る陽 4 - 第3話 「歌合戦、感動のフィナーレ?」 昇る陽、心に宿る陽 第3話 昇る陽、心に宿る陽 第3話 戦闘前
テンションが上がりすぎたミトゥムを 何とか落ち着けると、彼女は 顔を真っ赤にして頭を下げた
【ミトゥム】 大変申し訳ありませんでした…
【ミトゥム】 本来であれば私の歌は 人々を癒すためのもの… それがご迷惑をお掛けしてしまって…
【ティファレト】 いいんですよ 実は私も歌合戦というものには 興味がありましたので
【ミトゥム】 本当ですか!? そう言ってくださるなんて ティファレトさんはお優しい…
【ティファレト】 ミトゥムの歌をこういう形で 聴くのは初めてでしたが とても素晴らしいものですね
【ティファレト】 ハルモニアにいた頃には 民に届けるための歌を厳かに 歌っていると聞いていましたから
【ミトゥム】 おおぉぉっ! ティファレトさん、 シタ姉ちゃんみたいに優しいな!
【ミトゥム】 …と、すみません嬉しくて つい、はしゃいでしまいました…
【ミトゥム】 あれ、でもハルモニアで ティファレトさんに お会いしたことはなかったような…
【ティファレト】 そ、そうですか? あ、あはは…
【ミトゥム】 そういえば歌合戦への参加でないなら おふたりはここへ何をしに?
初日の出を見に行く途中に 通りがかったんだよ と説明するマスター
【ミトゥム】 初日の出…ですか けど、それならば拠点からでも 見られるのではありませんか?
【ティファレト】 それは…
言い淀むティファレトとマスター それを見て訝し気なミトゥム
彼女が隊に入る際、 斬ル姫達には普通に接してほしい という本人の希望もあり、
隊の姫達には かつて、彼女が教皇であったことは 秘密にしている
そのこともあり、 今は理由を説明することができない
いつもと違うところから 初日の出を見ようということになった と苦しい言い訳をするマスター
【ミトゥム】 ふぅん、そうなのですね… おふたりで初日の出を…を!?
【ミトゥム】 も、もも、もしや!
突然動揺し始めるミトゥム
【ミトゥム】 お、おおおお、おふたりは もしやそういうご関係!?
何か酷い勘違いをしているようだ そうじゃない… と、またもや困惑するマスター
【ティファレト】 えっと… ひとまず落ち着いてくださいミトゥム
【ミトゥム】 わ、わかっております このことは決して誰にも言いません
【ティファレト】 ですからそういう訳では…
訂正しようとするティファレト だが、そこへさきほどのにぎやかさ とは違うざわついた集団が近づく
【ハルモニア兵】 ここか、妙な集団が 騒いでいたというのは… む、我々の同胞もいるじゃないか
辺りを調べていた ハルモニア兵と目が合うマスター達
【ハルモニア兵】 そこのお前達、何をしている!
【ティファレト】 いけません 彼らは臨戦態勢のようです
【ミトゥム】 何事にも困難はあります… しかし、おふたりの道行きを 邪魔することだけは許しません
ザッと マスターとティファレトの 前に立つミトゥム
【ミトゥム】 歌合戦… 締めの一曲歌ってやるぜえええ!
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