221051251 限定クエスト 賀正イベント 昇る陽、心に宿る陽 ストーリークエスト 昇る陽、心に宿る陽 5 - 第4話 「ネズミ年ですので」 昇る陽、心に宿る陽 第4話 昇る陽、心に宿る陽 第4話 戦闘前
【ティファレト】 この森を抜けたら あと少しでハルモニアですね
たしかにあと少しでハルモニアだ しかし、厳重だという警備を どうやって抜けるか悩むマスター
【ティファレト】 入国できたとして その先が問題ですものね…
【ティファレト】 だからこそ私は あの玉座でひとり過ごしてこられた ということの証明でもありますが…
そう言ってまた 寂しそうな顔をするティファレト
どうにかしてその表情を 笑顔に変えたいとマスターは思う
そのためにも なんとしてでも玉座まで 辿り着かなければならない
【???】 おふたりの行動はすべて 監視させていただいておりました
【ティファレト】 あなたは…
悩むマスター達に声を掛けた人物 それはナーゲルリングだった
【ナーゲルリング】 初日の出を見るために ハルモニアへと歩みを進めるおふたり
【ナーゲルリング】 目下の懸念事項も理解しています しかし、課題はそれ以外にも あることにお気づきですか?
【ティファレト】 課題… それは、なんでしょうか?
【ナーゲルリング】 …こういうことです
マスターとティファレトに 向けられたナーゲルリングの攻撃
決して遊びやいたずらではない そう感じさせるものだった
【ティファレト】 ナーゲルリング あなたは規律を守るために動く者…
【ティファレト】 このようなことをするような 子ではなかったはずですが…
マスターもどうして? と驚きの顔でナーゲルリングを見る
【ナーゲルリング】 今年は… 私を乗り越えなければなりません この子もそう言っています
そう話すとナーゲルリングは そばにいるネズミを撫でる
訳がわからない 理由を話してくれ とマスターは叫ぶ
【ナーゲルリング】 ネズミだから…でしょうか
ミトゥムとも違った 話の通じなさにまたもや 頭を抱えるマスター
【ティファレト】 ナーゲルリングはハルモニア時代も よくわからない不思議なところが ありましたね…懐かしい
今は懐かしんでいる場合では ないような気がする、とマスター
【ティファレト】 そ、そうですよね こんな風にナーゲルリングと 接することは少なかったのでつい…
隊の仲間に加わってからも ふたりで話すことはあまり なかったのだろう
自分の思いを押し殺すようになった ティファレトと、あまり多くを 語らないナーゲルリング…
そのふたりのやり取りが こんな形でいいのだろうかと マスターは思いつつ…
【ナーゲルリング】 覚悟は決まりましたか? そろそろ参ります
本気の目をしたナーゲルリングと 戦うしかないと覚悟を決める マスターだった
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