221061211 限定クエスト 賀正イベント 迎春 聖域行脚と厄祓い ストーリークエスト 迎春 聖域行脚と厄祓い ストーリークエスト 2 - いざ厄祓いへ 迎春 聖域行脚と厄祓い 1話 迎春 聖域行脚と厄祓い 1話 戦闘前
【フライクーゲル】 マスター、こっちこっち! 早く行こうよ~、ハリアップ!
きらびやかな着物を身にまとい、 はしゃぎながら歩みを速める フライクーゲル
彼女はマスターとともに、 初詣に向かっているところだった
【フライクーゲル】 ん~、この爽やかな空気! 一年のスタートにはぴったりだね
【フライクーゲル】 今年も一年… ヘァピィなニューイヤーを 過ごしたいね、マスター!
わくわくした声色で、 フライクーゲルはマスターに 明るく呼びかける
マスターも笑顔で頷き、 元気に駆けるフライクーゲルを ゆったり追いかけていく…
【フライクーゲル】 オゥ? あそこにいるの、誰かな?
【ラグナロク】 …………
二人が到着すると、 神社にはすでに先客がいた
祈る体勢から顔を上げ、 その場でくるっと振り向くと… 二人の存在に気づき、近づいてくる
【ラグナロク】 あけましておめでとう あなた達もお参りに?
【フライクーゲル】 イエス! ニューイヤーと言えば、 やっぱり初詣だからね!
【ラグナロク】 そうね 私もそう思うわ
【ラグナロク】 私も…今日は仲間達の健康や、 世界の平和を祈りに来たの
【ラグナロク】 天上と地上が繋がり、 魔獣達まで現れている…
【ラグナロク】 そんな今だからこそ… 人々の平穏な日々のために、 厳かな祈りを捧げなくてはね
真剣な表情でそう語る 着物姿のラグナロク
彼女の話を聞くや否や、 フライクーゲルはすたすたと近づき ぎゅっと彼女の手を握った
【フライクーゲル】 ヴェリィ・グレィト!! とっても素敵な祈りだね、 わたしのハートに響いたよ!
【ラグナロク】 ありがとう そう言ってもらえると嬉しいわ
【ラグナロク】 ふふっ…どうやらあなたは、 清らかな心の持ち主のようね
意気投合した一同 さっそくみんなで おみくじを引くことに
【フライクーゲル】 どれどれ~…ワォ! 大吉だ~♪
【ラグナロク】 あら、私も! これで今年も安泰だわ
【フライクーゲル】 マスター! きみはどう…あれ?
【フライクーゲル】 ワ、ワッツアァップ? なんだか顔色がバッドだよ?
おみくじの結果を見て 呆然と固まってしまったマスター
心配になった二人が マスターの手元を覗き込むと…
【フライクーゲル】 …オ、オゥマイガッ!!
【ラグナロク】 まさか 大凶を引き当てるとはね…
【フライクーゲル】 マスター! そんなに落ち込むことないよ、ね?
【ラグナロク】 そうよ おみくじなんて お遊びみたいなものだわ
大凶を引き当てたマスターを 必死にフォローする二人
マスターは落ち込みつつも、 慰めてくれる二人に 感謝の意を述べる
【フライクーゲル】 そうだ、これから気晴らしに、 美味しいランチでも 食べに行こうよ!
【ラグナロク】 いいわね 私も同行して構わないかしら?
【フライクーゲル】 オフコース♪ ほら、マスター! 行こう行こう!
フライクーゲルに手を引かれ、 マスターは二人とともに 神社を後にしようとする
しかし、その直後―
【ラグナロク】 …っ! 二人とも、気をつけて!
【フライクーゲル】 え? …ワ、ワァット!?
【フライクーゲル】 魔獣…どうして!? さっきまで一匹も いなかったのに…!
神社ごとマスター達を 取り囲むかのように、 魔獣達が姿を現した
【ラグナロク】 私達を狙ってる! 襲ってくるわ、警戒して…!
【フライクーゲル】 イエス! マスター、わたしの後ろに! …マスター!?
呼びかけられたマスターは、 青白い顔を浮かべながら 手の中の大凶を見る
まさか、これを引いたせいで…? マスターの頭に 悪い予感がよぎった
【ラグナロク】 来るわよ! 私の傍から離れないで!
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