221071031 限定クエスト クリスマスイベント クリスマス ストーリークエスト 白熱!聖夜のサンタ・キャッチ ストーリークエスト 4 - きよしこの夜、鎖はひかり 白熱!聖夜のサンタ・キャッチ 3話 白熱!聖夜のサンタ・キャッチ 3話 戦闘前
【シェキナー】 …シタ、そちらはどうです? サンタの気配はありますか?
【シタ】 いえ、特にありません… もっと注意深く探ってみます!
険しいオーラを発しながら 辺りを睨み回す2人と 冷や汗を流すマスター
そんな彼女達の背後で、 アイムールは尾行を続けていた
【アイムール】 あんなに血眼になって… サンタに恨みでも あるんでしょうか?
【アイムール】 まあ、どうでもいい… 隙を見せたら駆逐するまでです
そんなアイムールの 視線には気づかず…
殺気立った雰囲気を 和らげようと、 マスターがある提案をする
【シタ】 はい? なんでしょう、マスター?
【シタ】 …あぁ、そういえば! プレゼントを開けてみないとですね!
【シタ】 いったいどんなものを 入れてあるんでしょう?
【シェキナー】 不遜な輩のやることです、 どうせ大したものでは…
【シェキナー】 なっ…なんです、これは!? ティアラがひとりでに輝いて…!
【シタ】 わぁ…! イルミネーションみたいで 綺麗ですね!
【シタ】 こっちの箱は…?
【シタ】 なにこれっ…! ガラスの中の森に、 雪が降り注いでます!
【シタ】 スノードーム…ですか? 初めて見ました、素敵…!
先ほどとは一転し、 キラキラとした瞳で プレゼントを見つめる2人
それ、欲しいの? とマスターが声をかけると、 2人は焦って取り繕う
【シェキナー】 い、いえ! これはあくまで証拠品ですから!
【シタ】 そ、そうですね… 今は首謀者探しに集中しないと!
素直じゃないなぁ… とマスターに笑われ、 2人は恥ずかしそうにうつむく
しばし彼女達の間に 穏やかな雰囲気が流れた
【アイムール】 むぅ… 思ったほどの悪人では なさそうですね…?
【アイムール】 何か事情があるのでしょうか? もうしばらく様子見を…
【シェキナー】 …そ、それにしても! この町の人々には まったく呆れたものです
【シェキナー】 こんな無礼な催しに興じるなど… ろくな人々ではありませんよ!
【アイムール】 …なに?
何の気なしに放たれた シェキナーの言葉
それはアイムールにとって、 イベントを楽しむマスターを 批判されたのと同義で…
【アイムール】 決まりですね…やはり奴らは敵… 私がこの手で殲滅せねば…!!
戦いの火ぶたが、 思わぬところで 切って落とされたのだった…
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