230021104 トライデント 『ジャングル連合の絆』
後日、トライデントとマスターは 異族のいなくなった湖に 再び訪れていた
【トライデント】
あの時は
ほんっとうに大変だったね～
【トライデント】
あの後
湖の水位とか変わっちゃってたよね～
【トライデント】
まあ、奇跡的に被害は収まったから
結果オッケーかな？
そう言いながら、トライデントは 準備を進めている
そう、今日という今日こそは ふたりでダイビングをするために…！
【トライデント】
えへへ～
ひさしぶりのダイビングだから
とっても楽しみだなぁ～
【トライデント】
マスターは？
もう準備できた？
マスターが頷きを返すと トライデントは破顔して立ち上がる
【トライデント】
じゃ、湖に入ろっか
【トライデント】
海とは違うダイビング…！
どんな景色が見えるのか
今から楽しみ～！
【トライデント】
ほらほら、マスターも早く！
【トライデント】
今日はめいっぱい、トライデントに
付き合ってもらうんだからね！
【トライデント】
…すっごい景色だったね～！！
【トライデント】
うん…
ダイビングは海じゃないとって
思ってたけど…
【トライデント】
こっちはこっちですっごくイイよ！
マスターのおかげで
また新しい楽しみを見つけちゃった！
【トライデント】
海もいいけどジャングルもいいかも！
探検もできるし！
【トライデント】
マスターと一緒にいると
新しい発見がいっぱいだな～！
【トライデント】
あれ…？
なんだか、胸の奥からなにかが…
不意に、トライデントの身体から 光があふれる
それは、彼女が新しいスキル 『ジャングル連合の絆』に 目覚めた瞬間だった
【トライデント】
なんだか暑くなっちゃったな
…ねえ
もう一回ダイビング、しよっか？
【トライデント】
ほらほらマスター！
こっちおいでよ～！
冷たくって気持ちいいよっ！！
見上げてくるトライデント マスターはそんな彼女を 追いかけた
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