230051101 ルーン 自嘲気味の彼女
【ルーン】
はぁ、あたいってホントに…
目の前に広がる大自然を前に 盛大なため息をついているルーンを 見つけたマスター
【ルーン】
ああ、マスターか…
あたいはね、もうダメだ…
【ルーン】
嫌な記憶が
後から後から湧いてくるんだ…
【ルーン】
もう、死にたい…
いつもの元気はどうしたんだ、と マスターが尋ねると、ルーンは 少し自嘲気味に笑った
【ルーン】
いつものあたし、ね
それが問題なんだよ…
【ルーン】
この自然を見てさ
あたしはこう思ったわけ
【ルーン】
この中に身を置いて
自分を見つめ直せば新しい戦い方が
思いつくんじゃないかって
選択肢:
- 妙案は思いついた? → select_label_01へ
- 迷走ってやつかな? → select_label_02へ
- ダメだったんだね… → select_label_03へ
この中に身を置いて 自分を見つめ直せば新しい戦い方が 思いつくんじゃないかって
select_label_01:
【ルーン】
それが全っ然。むしろ…
select_label_02:
【ルーン】
そうそ…違う!瞑想だよ、瞑想!!
select_label_03:
【ルーン】
マスターの言う通りだよ…
select_label_end:
【ルーン】
自分を見つめ返すほど
あたいが戦闘しか考えてないって
ことが浮き彫りになってさ
【ルーン】
そしたら、な~んか…
ものすごい自己嫌悪が襲ってきて
【ルーン】
寝ても覚めても戦いのことだけじゃ
もう思いつく限りの戦い方を
やり尽してんじゃないかってさ…
そう言って寂しそうに笑うルーンは いつもの彼女と違って やけにしおらしい
マスターがなんとか励まそうとするが 結局、彼女のテンションは戻らない
【ルーン】
いっそ、戦い以外のことでも
はじめて見るかぁ?
【ルーン】
…って言っても、あたいに戦い以上に
熱くなれることがあるとは思えないし
【ルーン】
あ~…こんなにやる気でねえの
久しぶりだぁ…
見かねたマスターが、戦闘になれば いつものノリを思い出すのでは? と提案すると…
【ルーン】
そうだな。せっかくの機会だし――
【ルーン】
ジャングル中をくまなく探して
異族狩りでもして回るか、マスター!
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