230071104 ゲイボルグ 『ジャングル連合の絆』
その後、ゲイボルグとマスターは 仲直りし、二人きりの ジャングル生活を満喫した…
ゲイボルグはその後も マスターの前から姿を消すことが 何度もあったが…
マスターは心配する必要はなかった なぜなら、『あそこ』に行けば ゲイボルグは必ずそこにいるのだ…
【ゲイボルグ】
…あ、マスター？
そ、そうか、また特訓に
夢中になってしまっていたな…
【ゲイボルグ】
特訓に注力すると
ついつい時が経つのを忘れてしまう
…どうか許して欲しい
【ゲイボルグ】
マスターと二人でいるのが
イヤなわけではないのだ
せっかくの二人きりなのだし…
【ゲイボルグ】
もっと、お互い一緒の時間を
楽しむべきだと思うんだが…
その…私にはどうしたらいいのか…
恥ずかしそうにうつむく ゲイボルグに 自分も同じ想いだよ、とマスター
【ゲイボルグ】
そ、そうだったのか！
マスターも同じだったのか…
き、きちんと言葉にして…良かった
【ゲイボルグ】
お互い、包み隠さず
本音を言い合う…
そう約束したのだからな
【ゲイボルグ】
そして、こうやって実践してみて
改めてその大切さがわかる…
【ゲイボルグ】
私は…それによって
強くなれたと
感じることが出来たよ…
そう気づいたゲイボルグの中に 新たな力が沸き上がってくる！
彼女はスキル 『ジャングル連合の絆』に目覚めた！
【ゲイボルグ】
こ、これは…新たなスキル？
また、私はマスターによって
強くしてもらえたのだな…
【ゲイボルグ】
マスターを信じ、
自らの想いを言葉にして…
【ゲイボルグ】
それによって結ばれた
強い絆が力に変わる…
このスキルこそ、その証だ
【ゲイボルグ】
雨降って地固まる…
このジャングルにきて、
本当に良かったと思う
【ゲイボルグ】
我がマスターよ…さらに強くなった
この私は、しかるべき時、場所で
必ず力となる！
【ゲイボルグ】
それが、私を包み込んでくれる
貴様のその懐の大きさに対する
感謝の形なのだ！
にっこりと笑うゲイボルグの言葉を そして彼女の力を、マスターは 疑うことなく信じられるのだった…
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