243011051 限定クエスト このすばコラボ この素晴らしい夏一番の冒険を！ この素晴らしい夏一番の冒険を！ 前編 6 - この素晴らしい夏一番の冒険を！ 5話 このすばコラボ2019 5話 この素晴らしい夏一番の冒険を！ 5話 戦闘前
【ダクネス】
一応カエルは撒いたようだな
私としては、ひとり残って
カエルの相手をしてもよかったが…
【めぐみん】
それで、アクアが思いついたのは
どんな作戦なんですか？
【アクア】
簡単な話よ
みんなもカエルが
ウィズを避けていくの見てたでしょ？
【ウィズ】
あ、それはですね…
【アクア】
なら、それを利用すればいいのよ！
【ゆんゆん】
それって、ウィズさんを
盾にするってことですか？
【ウィズ】
えっと、あの～
【アクア】
そういうこと！
アクアは名案とばかりに言うが マスターは誰かを盾にすることに 抵抗があると告げる
【ダクネス】
いや、私は盾になっても
まったく構わないのだが…
【アクア】
前に私が囮になるって
話になったときは反対意見
出なかったわよね！？
どうするべきか思案するマスター そこで、当のウィズが口を開く
【ウィズ】
あの、よくわかりませんが
あのカエル達のせいで困ってる人も
大勢いらっしゃるんですよね？
【ウィズ】
私で力になれるのなら
ぜひお手伝いさせてください！
【アクア】
別の案も考えてたんだけど
ウィズがそこまで言うなら
この案で行くしかないわよね～
悩むマスターだが ウィズの思いを受け止め アクアの案でいくことを決める
【ゆんゆん】
すごい、本当にカエルが
ウィズさんのことを避けていく…
【アクア】
あーっはっはっは！
私の作戦はばっちりね！
アクアの作戦 それはウィズを先頭に カエルの群れに入り…
どこかにいるであろう ジャイアント・トードを 探すというものだった
【アクア】
ねぇ見て見て！
こーんな近くにいるのに
こいつら手も足も出ないの…ぐぷっ！
調子に乗ってカエルにちょっかいを 出したアクアはカエルの舌に 巻き取られ、丸のみにされてしまった
【ダクネス】
手も足も出ないが
舌は出たということか…
なるほど、その手があったか
【ティルフィング】
感心してないで
アクアさんを助けないと！
度々飲み込まれるアクアを 助けつつ、順調に進んで行く マスター達…と思っていたのだが
【めぐみん】
あの、段々カエルとの
距離が近くなってきてませんか？
【ウィズ】
そろそろカエル除けの効果が
なくなってきたみたいです…
【デュリン】
カエル除け…？
【ウィズ】
はい、みなさんがカエル退治すると
聞いたので、店にひとつだけあった
カエル除けを持ってきてまして…
【アクア】
私がカエルに追われやすいみたいに
体質とか魔法でカエルが
避けてたんじゃないの！？
【ウィズ】
それは説明しようと
したのですが、言うタイミングが…
【めぐみん】
仕方ありませんね
ここは私の爆裂魔法で
カエルを一掃しましょう
【ゆんゆん】
カエルの親玉に当たらなかったら
またカエルが集まってきて
襲われるだけでしょ！？
【ゆんゆん】
それに、爆裂魔法撃ったら
お荷物になるだけじゃない…
【めぐみん】
くっ
ゆんゆんに正論で諭されるなんて
【ダクネス】
いや、どちらにせよ
もうカエル除けも魔法も
必要はないようだ…
ダクネスの言葉を受け 正面を向くと、カエルが突然 スッと道を開けるように避けていく
【ティルフィング】
あれは…ジャイアント・トード！
【アクア】
大将自らおでましなんて
いい度胸してるじゃな…ぎゃあああ！
アクアを見つけた途端 ジャイアント・トードは一直線に アクアへと掛けていく
【アクア】
なんで私ばっかりいいいい！
【ティルフィング】
アクアさんが囮に
なってくれています！
いずれにせよ あの大カエルを倒せば万事解決
気を引き締めるんだ！ とティルフィング達へ 喝を入れるマスター
【ウィズ】
はい、がんばります！
【ゆんゆん】
紅魔族の真髄を見せるとき！
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