250021101 フライクーゲル スプーキー?
【フライクーゲル】
…はぁ
深い森の中を進む マスターとフライクーゲル
表の明るい雰囲気とは違い 暗くひっそりと、どこか不気味な 雰囲気を漂わせてい─
【フライクーゲル】
ソー、バ~ッド!
【フライクーゲル】
なんで、わたしが
肝試しの準備をする側なの~!?
【フライクーゲル】
チャレンジする側が
良かったのに~!
隊のみんなで夜行う肝試し大会 フライクーゲルとマスターは その驚かす側になったのだった
【フライクーゲル】
その下見だなんて…
つまんない、つまんな~い!
アン…ヘァッピィ~~ッ!!
駄々をこねる彼女に、
くじ引きで決まったんだから 仕方ないじゃん
…と、答えるマスター
【フライクーゲル】
Boo!
【フライクーゲル】
せっかく楽しみにしてたのに!
【フライクーゲル】
わたしが何者をも
恐れないってとこ
見せたかったのにな!
フライクーゲルは怖くないの? お化け マスターが尋ねる
【フライクーゲル】
ノン、ノン、ノン…
このご時世にゴーストなんて
ナンセンスだよ、マスター
【フライクーゲル】
お化けなんて
いるわけないじゃん!
でも君の異名も 「魔弾」でしょ? と、尋ねると…
【フライクーゲル】
No~!魔弾って
お化けってことじゃないから!
一緒にしないでよ!
こんな風に霊的な物の存在を 全く信じない彼女
【フライクーゲル】
でも、マスター…
一つだけ気を付けて…
彼女が急に真剣な顔になった もしかして…霊的な…?
【フライクーゲル】
そんなわけないでしょ
でも…ちょっとスプーキーかも…
スプーキー…不気味って… あれ?怖いの…?
【フライクーゲル】
そんなわけないじゃん!
せっかくマスターのこと心配して
言ってるのに!
【フライクーゲル】
と・に・か・く…
異族が潜んでるかも知れないから
ビィ・ケアフルだよ♪
あくまでもいつも通り 明るくポップな フライクーゲルだった
……この時は
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