250261214 ゆんゆん 孤独な砂浜遊び
あれから数日後――
色々あったが、 ゆんゆんはすっかり 水着に慣れて…
【ゆんゆん】 は、恥ずかしいです! ジロジロ見ないで下さい…!
いなかった
【ゆんゆん】 うぅぅ… やっぱり恥ずかしいものは、 恥ずかしいです…
相変わらず、 恥ずかしさは払拭できていない 様子の彼女
【ゆんゆん】 うぅ… 恥ずかしさに勝てずに、 前に進めない私は…
【ゆんゆん】 やっぱりどこまで行っても、 一人ぼっちなのかも…
そう思い、 落ち込みかけた時……、
ゆんゆ~ん!! と、ゆんゆんを呼ぶ声がする
【ゆんゆん】 …!
一緒に遊ぼう! 隊の姫たちが 声を掛けて来た
【ゆんゆん】 み、みなさん… どうしたんですか…?
姫たちから 似合ってる、かわいい、セクシー などと褒められるゆんゆん
【ゆんゆん】 あ、ありがとう…ございます
みんなのおかげで 照れながらも、 少し自信をつけるゆんゆん
マスターの元にやってきて、 尋ねる
【ゆんゆん】 マスターさんですね?
【ゆんゆん】 私に声を掛けるよう、 みなさんに言って下さったのは
え?なんのこと? …と、とぼけて見せるマスター
【ゆんゆん】 ありがとうございます マスターさんや、みなさんの思いやり… とても嬉しいです
【ゆんゆん】 私も…そんな、 みなさんのお役に立てるように… がんばります!!
仲間を思いやる気持ちが 彼女にまた新たなスキル 『孤独な砂浜遊び』を目覚めさせた
ゆんゆん!海に行こう!
【ゆんゆん】 はいっ!!
姫たちに誘われ、 一緒にビーチへ行こうとするゆんゆん
【ゆんゆん】 ………
…が、振り返り、 マスターの元にやってくる
【ゆんゆん】 あ、あの…
そして顔を真っ赤にして、 こう告げる
【ゆんゆん】 す、すごく恥ずかしいですけど… ちゃんと言わないと、 私は前に進めない気がするから…
【ゆんゆん】 マ、マスターさん!
【ゆんゆん】 あ、ありがとうございます! こんな私と… 友達になってくれて!
言い切った後、 大きく息をつく彼女
【ゆんゆん】 ふぅ…良かった ちゃんとお礼、言えました!
その笑顔は太陽に照らされ、 とても輝いていた
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