250311212 ソロモン・聖鎖・アテナ 挑戦的ジャンピング
マスターの提案で始まった ボディーボード
慣れなくて戸惑う姫もいる だが、そこは皆、キラープリンセス
その優れた運動能力で、 次々に乗りこなしていく
…が、一人、 苦戦を強いられている姫が
【ソロモン】 きゃっ!!
『どぼ~~~ん!!』
ソロモンだ
何度もボードから 落ちている
【ソロモン】 こ、こんなはずじゃ…
赤面し、照れた顔を見せる
そんな彼女に、マスターは言う しっかり者の君に、 こんな弱点があったなんてね、と
【ソロモン】 も、もっと情報収集する 時間さえあれば、 こんなの簡単に…!
とは言うものの、
【ソロモン】 きゃっ!
すぐにボードから落下
『どぼ~ん』と、 何度も大きな水しぶきを上げる
【ソロモン】 うぅ…なぜ…
落ち込む彼女にマスターは言う
大丈夫!情報収集して、 完璧に出来るのも楽しいけど、
行き当たりばったりでやって、 得られることもあるかも知れないよ と
【ソロモン】 そんな悠長な…! もし、それで取り返しの付かない 事態にでもなったらどう…!
そう、反論しかけた時だった、
【ソロモン】 グラウ…?
肩にとまった フクロウ型小機械獣のグラウが ソロモンに耳打ちする
【ソロモン】 そ、そんな…!
グラウの報告を聞いた 彼女の顔が青ざめた
心配した通りの 出来事が起きてしまったようだ
【ソロモン】 グラウの報告では…、 敵がこちらに向かって 来ているみたいよ…!
その情報通り、 なんと海から異族が 現れたのだ!
【ソロモン】 どうすれば…!?
不測の事態に怯える彼女
そんな時、マスターの声が 海上にこだまする ピンチはチャンス!
【ソロモン】 …!
【ソロモン】 こんな時に、 なにをわけの分からない ことを…!
【ソロモン】 とにかく…迎撃しなくては!
不安を募らせながらも、 彼女が武器を取り出した
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