Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

View on GitHub

260141104 プタハ 『ジャングル連合の絆』

View script in lisp

sea_jungle_day.png

後日、マスターと共に再びあの川を 訪れたプタハは 少し恥ずかしそうに微笑んだ

2601411.png 【プタハ】 あの時は、恥ずかしいところを見せた 子の前で弱音を吐くなど…

2601411.png 【プタハ】 そなたが安心して甘えられるように 我は一層、励むとしよう

笑顔でそう告げるプタハ そんな彼女に、マスターはあの時の 看病の礼をしたいと告げる

2601411.png 【プタハ】 礼など…我がマスターを慮るのは 当然のこと

2601411.png 【プタハ】 すべては、我がそう望んだが故に なされたことだ

2601411.png 【プタハ】 礼というなら その言葉だけで十二分に過ぎる…

プタハが自分になにかしたいと思う ように、自分もなにかしたいのだと 告げるマスター

それにプタハは 慈愛に満ちた笑みを見せる

2601411.png 【プタハ】 ならば 我らの心は通じ合っているのだな

2601411.png 【プタハ】 お互いがお互いを想い そのために身を尽くす…

2601411.png 【プタハ】 それもまた愛の形なのだと そう言えるかもしれぬな

そう確信した瞬間 プタハの胸にすっと新たな 力が浮かび上がってきた

スキル『ジャングル連合の絆』 プタハとマスターの新たな 愛を示すものだった

2601411.png 【プタハ】 これは― そうか、我とマスターの絆 それが新たな力への呼び水となったか

2601411.png 【プタハ】 なれば、我らがより良き関係を築けば さらなる開花も夢ではあるまい …ひとつ、試してみるか?

いうが早いか、プタハはマスターを 引き寄せると、そのままその頭を 自分の膝の上へと導いた

2601411.png 【プタハ】 なに、照れることはあるまい 先日もこうしてそなたを看病したのだ

2601411.png 【プタハ】 実を言うとこの行為 存外気に入っていてな

2601411.png 【プタハ】 せっかくだ 今日はマスターへの労いもかねて 思いっきり甘やかすとしようか

そう言って優しく頭を撫でるプタハ マスターは誘われるように 甘い微睡みの中に沈んでいった

Next: 260171201

Back to index