271002711 限定クエスト 未分類 Re:ゼロコラボ Re:ゼロコラボ ストーリークエスト 1 - Re:ゼロコラボ ストーリーOP 白鯨が呼びし者 リゼロコラボ1話戦闘前
それは、マスター達が 珍しく穏やかなひと時を 過ごしていたある日のこと…
突然の地響きのような音に 驚いたマスター達は 思わずその発生源である方角を見る
【アルマス】 はぁっ!? いや、え、何あれ?
【ギル】 いま、すげぇ音したけど…って え?向こうに?なんだ、雲じゃん ふわぁ…飛び起きて損した
【アルマス】 いや、雲じゃないでしょ!? 何寝ぼけてんの、絶異常事態よ! ほら、行くわよ!
【ティターニア】 得体のしれないモノのところに 行って大丈夫でしょうか…って もう行ってしまいました…
【ティターニア】 相変わらず 落ち着きがないんですから… マスター、追いかけましょう
【アルマス】 ん、マスター あそこに誰かいるわ
【???】 ん? おっ、第一村人発見!
【アルマス】 馴れ馴れしいわね あのでっかいのを眺めてたし… もしかしてあなた達が元凶!?
【???】 でっかいの…ああ、白鯨? 俺らが元凶っていうか まぁ知らない仲じゃないな
【アルマス】 ふんっ!
【???】 おわっ!? 急に攻撃された!?
【???】 もう、スバルが紛らわしい 言い方するから 誤解されちゃったじゃない
【ティターニア】 いきなり切りかかるアルマスも アルマスですよ! もう少し考えて行動を…
【アルマス】 だって、絶怪しいじゃない 倒してから考えればいいのよ
【???】 たしかにバルスは怪しいわね それは否定できないわ
【アルマス】 怪しいのはあなた達全員よ マスター、ここで始末すべきだわ
【???】 敵対するつもりなら仕方がないわね ラム達もむざむざやられる訳には いかないわ
【???】 待って待って!きっと 話せばわかってもらえると思うの!
【ギル】 そうは言っても怪しいもんは怪しい こればっかりはアルマスの 言う通りだと思うぜ
【ティターニア】 アルマスだけじゃなくギルまで… あの物体のことを知っているようだし まずは話を聞いてからでも…
【アルマス】 そんなの痛めつければ いくらでも吐いてくれるでしょ
【???】 おわぁっ!? だからなんで俺ばっかり!?
【???】 姉様の言う通り、スバルくんが 少しだけ怪しいのは事実ですが、 これ以上手出しされるのなら…
【???】 だから待ってってば! あの、私達も空に浮いてる白鯨… あの魔獣を追ってるの!
【ギル】 あんた達も? …なんだか訳ありのようだな
【ティターニア】 だから私は先ほどから そう言っているじゃないですか…
【???】 私達は白鯨…あの鯨を追っていたら いつの間にかここにいたの
【アルマス】 くじら?はくげい? よくわかんないけど、あなた達は あれの仲間じゃないっていうの?
【???】 仲間だなんて! むしろ、あれは脅威… 私達にとって災いの象徴なんだから
【アルマス】 …あのでかいのは白鯨って呼ばれてて あなた達はそれを退治しにきた、と
【???】 いままでたくさんの人が傷ついて だから私達は白鯨をやっつけようって 追いかけて、いつの間にかここに…
【ギル】 いや、待ってくれよ あんなでかいのを あんた達だけでやるってか?
【???】 それは…
【ティターニア】 …話はわかりました あれは私達にとってもいずれは 脅威になりうるということですね
【ティターニア】 そして、彼女達にはあれの知識がある どうでしょうマスター ここは彼女達と手を組むというのは?
【アルマス】 手を組むって言ったって 名前も知らない連中よ? 大丈夫なの?
【エミリア】 あっ、ごめんなさい! 私の名前は…エミリア ただのエミリアよ
【スバル】 俺はそのエミリアたんに仕える 勇敢なる騎士ナツキ・スバルだ よろしくな!
【アルマス】 騎士…?勇敢なる…? やっぱ無理、訳わかんないわ
【レム】 ですからスバルくん そういうことは 話がこじれてしまいますから…
【ラム】 あきらめなさい、レム バルスの駄目さはもう手遅れ 諦めるほかないわ
【スバル】 ぐおおっ、ここにやってきたのは 俺ら4人だけだというのに この辛辣さ…頼りになる…!
【???】 おやおや、そんなこと言っちゃって ボクを勘定に入れてくれてないのは いくらなんでも失礼じゃないかなぁ
目に見える4人以外の声に 身構えるアルマスとギル 声はエミリアの肩からするようだ
【パック】 や、ボクの名前はパック リアの保護者みたいなものだよ よろしくー
【エミリア】 それと、ふたりはラムとレム 双子で…ラムがお姉さん
【ラム】 以後お見知りおきを
【レム】 よろしくお願いします
エミリア達からの自己紹介に応え マスター達も自分らが 何者であるかを話す
【スバル】 マスターにアルマスにギル そしてティターニアか 改めて、よろしく!
【スバル】 さて、問題の 白鯨のことなんだけど…
【ギル】 そんな危険なのか? その…白鯨ってやつは
【アルマス】 まぁ、私がいれば倒せるでしょ ほら、行くわよ!
【エミリア】 そ、そんな単純には いかないと思うんだけど…
【アルマス】 じゃあどうするのよ
【パック】 なかなか行き当たりばったりな子だね 周りの人は苦労しそうだ
【ティターニア】 それはもう… アルマスには手を焼いていて…
【アルマス】 そこ、余計なこと言わない!
危険な存在であれば 見過ごす訳にはいかない と協力する旨を伝えるマスター
【アルマス】 マスターもこう言ってるし あなた達は絶安心して 私に任せておけばいいのよ
【エミリア】 絶…? ホントにいいのかしら…
【スバル】 まあまあ、エミリアたん ここはお言葉に甘えようぜ それに白鯨は俺達だけじゃキツイし
【エミリア】 そ、それはそうだけど…
【スバル】 ってことで、 よろしく頼むぜ、マスター
【スバル】 さっそく、 白鯨と戦うための 準備をしたいんだけど…
【エミリア】 …はっ!? 待って、スバル …嫌な感じがする
【スバル】 嫌な感じ…って、うぉい、マジか こんなとこまできて 会いたくなかった奴らの登場だ…
【ギル】 おい、なんだよこいつら! 変な恰好して…
【黒ずくめの者達】 …………
【エミリア】 あなた達は…魔女教徒っ!
【痩せぎすの男】 見知らぬ場所へ出たと思いきや ああ、なんということデスか! これはワタシの勤勉さが招いた僥倖!
【痩せぎすの男】 この出会いに感謝、感謝をせねば! でなければ、アナタ達の怠惰さには もはや目も当てられないの、デス!!
【アルマス】 いきなり攻撃してくるなんて ずいぶんと失礼なヤツね!
【ギル】 アルマスがそれ言うか?
【レム】 お前達はいつも… いつも余計な時に現れて!
【スバル】 だめだレム! 感情的になったら ペテルギウスの思うつぼだ!
【アルマス】 そうは言うけど、向こうは 話し合いで解決できそうな ヤツじゃないみたいだけど
【ペテルギウス】 対話の意思さえ放棄するのデスか!
【ペテルギウス】 なんと!なんとなんとまったく! どこまで怠惰なのデスか、 アナタ達は!
【ギル】 話は通じているようだけど 何言っているか全然わからないな
【ラム】 取り囲まれてるとは言っても、 今はラム達だけじゃなくて マスター様達もいるわ
【スバル】 ちょちょちょ、マスターは 会ったばっかなのに様付けすんの!?
【エミリア】 スバル! 今はそれどころじゃないでしょ!
【スバル】 俺的には結構重要っつーか、 最初から 扱いがだいぶ違ったっつーか…
【スバル】 おわっ、あぶねぇっ!
【ペテルギウス】 余所見などとは油断の表れ! いったいどこまで怠惰であれば 気が済むというのデスか!
【エミリア】 しゃんとして、スバル! なんとかここを切り抜けないと!
【ラム】 バルスには言っても無駄ですよ せめて派手な囮としての役割に 期待するとしましょう
【レム】 はい!囮としてなら スバルくんの右に出る方はいません!
【スバル】 それ、フォローになってなくない!?
【エミリア】 もう、ふたりもいじわる言わないの!
【アルマス】 ずいぶんと余裕なのね それじゃ私達の手伝いは 必要ないみたいね?
【スバル】 いやいや、手助け必要助太刀歓迎! そんじゃ、こっからは本気モードで …いけるか、アルマス!
【アルマス】 いつでもいいわよ!
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