277001331 海上編 ストーリー2019年7月 パラディーゾ幻想襲来篇Ⅰ 第1幕「揺れ動く平穏」戦闘前
いつかの時間軸、どこかの世界線で…
青い海に浮かぶ常夏の島がある
その名はラグーナ島
キラープリンセスと呼ばれる少女達が 住まう島だ
島で暮らすキラープリンセス達には 一つの制約がある
水に溶け込んでいるマナを定期的に 吸収しなければ、体内のマナが尽きて まともに活動できなくなるのだ
水中のマナは肌から吸収されるので 吸収効率を上げるため、皆、水着姿で 生活している
かつてこの島に結界を施した エンシェントキラーズは復活し―
バイブスを奪うべく、 ブラックキラーズが神々の命を受け 島に侵入した
その2つのグループが、 マスターを巡り争った
その戦乱の果て、 バイブスの力によって、
不完全だった結界は 完全なものとなった
彼女達を含めたラグーナ島は、 平穏と幸福に満たされていた
そう、 そのはずだった…
【？？？】 わかっているわよね
【？？？】 もちろんです 主の導きをあの者達にも 与えなければいけません
【？？？】 閉ざされた世界の幕を切り開き、 円環の内に安寧を享受させること その責務が私にはあるわ
【？？？】 そうね 私達が持つこの力の意味 それを示さなければ―
【？？？】 そうでなければ、 皇帝などと名乗る価値はないわ
【？？？】 ――では、はじめましょう
これはバイブスを核とした結界に 端を発した――
キラープリンセス達の “悪なき英雄譚”である
常に常夏の太陽が照らす島、 ラグーナ島
その島のプールにて、 マスターを中心に キル姫たちは笑顔を浮かべていた
【ティルフィング】
一時はこの島がどうなることかと
心配していましたが…
【ラグナロク】
ええ
この島の結界は
完璧なものになったわ
【ラグナロク】
もう、神ですら
うかつに手は出せないでしょう
それこそ、彼女達のように
【グリード】 ふん 勘違いしないで もうマスターは私のものよ
【グリード】 自分のものに 手を出す必要なんてないわ
【ラグナロク】
ふふ…
正直、お前とこうやって
話をするようになるなんて…
【ラグナロク】
最初は思いもしなかった
【グリード】 ふふっ…そうね でも、もう神々が干渉をすることは なくなったはずよ
【ティルフィング】
そう願いたいです
あ、マスター、アイスはいかがです？
アイスを受け取り、 マスターはキラキラと輝く海原を 見つめる
【ラグナロク】
マスター？
最近、平和だからって
気が抜けていないかしら？
【グリード】 あなたは警戒しすぎよ この平和は揺るがない
【ラグナロク】
そう…かしら
でも…
ラグナロクが言葉を続けようとした その時だった
選択肢:
- 今、空間が揺らいだ…？ → select_label_01へ
ラグナロクが言葉を続けようとした その時だった
select_label_01:
【ティルフィング】
きゃあっ！
じ、地震っ…!?
select_label_end:
【グリード】 これ…ちょっと大きいわ
【ラグナロク】
マスター、手をっ！
倒れかけたところで、 とっさにラグナロクの手を取る マスター
なんとか難は逃れたものの、 いまだに揺れは収まることはない
【ラグナロク】
なにが起きているの!?
【ティルフィング】
わかりません
ですが…
【異族】 グギャギャギャッ！
【ティルフィング】
っ!? 異族!?
どうして…結界は!?
【グリード】 くっ…問答は後よっ！ 今は、こいつらを殲滅しないと
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