27700172 海上編 ストーリー7月 プール動乱篇2部 第7幕「反撃のプール」戦闘後
【グングニル】 よもや我が 囚われの身となるとはな…
【シタ】 みんな捕まってしまいましたね~
【ピナーカ】 ちくしょーっ! 煮るなり焼くなり好きにしろってんだ
【グリダヴォル】 無念だわー…
【蜻蛉切】 アスカロン、 こいつらどうしてくれよっか? これまでの鬱憤を晴らす絶好機よ!
【グラム】 上級民だからって偉そうに ふんぞり返って、私達を虐げてきた ツケを払わせてやる!
【アスカロン】 …グングニルさん、教えて下さい プールの閉鎖にはなにか重大な理由が あるんじゃないんですか?
【アスカロン】 私は下級民ですけど、 皆さんのお役に立ちたいんですっ
【バルムンク】 …もうやめようよ、アスカロン この人達は私達のことなんか 眼中にないんだって
【アスカロン】 そんなことない! だって…グングニルさん、 あのとき辛そうにしてたもの…
【グラム】 あのとき?
【グングニル】 …足りんのだ
【アスカロン】 えっ…?
【グングニル】 もう、この国には… 全ての国民を満たすだけの マナがないのだっ
【バルムンク】 嘘…ですよね…? だってプールはたくさん――
【グングニル】 水中に含まれているマナが 減少しておるのだ!
【グングニル】 そなた達も知っておろうが、 マナを我らが吸収すれば 一時的に水中のマナは減る
【グングニル】 だが、時を開ければ自然と水中に マナが満ちていた…
【グングニル】 それなのに、 今は半分ほどしか戻らないっ
【グングニル】 さまざまな調査を行ったのだが、 原因はいまだに分からぬままっ… だから…
【グラム】 私達、下級民を 切り捨てることにしたっていうの? ふざけないでよ!
【グングニル】 我も幾度となく…!
【グングニル】 …いや、なんでもない 所詮は我も…手駒の一つに過ぎん
【アスカロン】 グングニルさん!お願いします 王様と直接お話しさせて下さいっ
【アスカロン】 きっと…きっと上手く分け合って みんな幸せになれる方法が あるはずなんです!
【グングニル】 悪いが… その望みは叶えられん
【バルムンク】 なんでですかっ? そのくらいいいじゃないですか…!
【グングニル】 勘違いするな… プールの閉鎖を決定したのは 陛下ではない
【グングニル】 すでにこの国の実権は 二人の大臣が握っている…
【グングニル】 右大臣クラウ・ソラス様と 左大臣メギド様… このお二方が全てをお決めになるのだ
【グングニル】 そのお二方しか 陛下にはお会いできぬ
【バルムンク】 こんなところにいたんだ そろそろ寝た方が良いよ
【アスカロン】 うん…ねえ、バルムンク どうしたら、みんな幸せに なれるんだろう…?
【アスカロン】 私にできること、 なにかないのかな…
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