277006021 海上編 ストーリー2021年7月 サマーメモリー・プレッジ篇Ⅰ 第2幕「特別な契約」戦闘前
【アルマス】 ありがとう、助かったわ
【ティルフィング】 大丈夫ですか? 怪我はないですか?
【アルマス】 平気よ それより、お姉ちゃん見なかった?
【ティルフィング】 グランテピエさんですか? いえ、見てませんけど…
【アルマス】 どこ行ったのかしら? 一緒にカシウスを手伝うって 言ってたのに
【ティルフィング】 カシウスさんが、 どうかしたんですか?
【アルマス】 なんか、特別な契約を 結びたいから それを手伝って欲しいって
【ティルフィング】 え?それってもしかして…
ティルフィングとマスターが 顔を見合わせる
【ティルフィング】 その特別な契約って マスターとキル姫が 結ぶというというものですか?
【アルマス】 え?違うと思うわよ カシウスが言っていたのは 神と契約するって話だし
【ティルフィング】 …そうですか
【アルマス】 もしかして、 マスターとキル姫が結ぶ 特別な契約の方法を探してるの?
【ティルフィング】 はい、そうですけど
【アルマス】 ふーん… マスターはいいの? ティルフィングと結んで
うん、ティルフィングの希望を 叶えてあげたいんだ とマスターが頷く
【アルマス】 そう それじゃ、私もその方法を 探すのを手伝ってあげるわ
【ティルフィング】 え?でも、 グランテピエさんを探すのは…
【アルマス】 油断も隙もないわね マスターと契約なんて、 抜け駆けは許さないわよ
【ティルフィング】 いや、そういうわけでは…
【アルマス】 カシウスが結ぼうとしている契約は マスターと結ぶ契約と全くの 無関係じゃないと思うわ
【アルマス】 似て非なるもの… みたいなことをカシウスが 言ってたし
【ティルフィング】 それではカシウスさんに 話を聞きに行きましょう!
【アルマス】 いや、ティファレトに 話を聞きに行った方が 早いと思うわ
【ティルフィング】 え? どうしてですか?
【アルマス】 ティファレトはその契約を もう結び終わってるのよ
アルマスのその言葉を聞いて、 マスターはティファレトの雰囲気が いつもと違っていたことを思い出す
雰囲気が違って感じたのは 契約を済ませた後だからかもしれない と納得するマスター
【アルマス】 それにカシウスに 説明してもらうより ティファレトの方に聞いた方がいいわ
【ティルフィング】 そうですね
【アルマス】 ティファレトのいそうな場所なら 大体わかるから、 すぐに見つかるはずよ
【アルマス】 絶・ついて来て!
【アルマス】 ……
【アルマス】 ……
【アルマス】 ……
【アルマス】 ……もう! どこにいるのよ! ティファレトー!
【異族】 ギギギギギ…
【ティルフィング】 異族です!
【アルマス】 あんた達のことは 探してないわよ!
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