277006121 海上編 ストーリー2021年7月 サマーメモリー・プレッジ篇Ⅳ 第3幕「この浮気者!」戦闘前
【グランテピエ】 ムーの行きそうな場所、ね あの子は楽しそうなら どこでも行っちゃうからね…
【アルマス】 お姉ちゃんが優しいから 調子に乗ってるんじゃない?
【アルテミス】 こんなことなら、 ちゃんと捕まえておけば よかったですね
いやいや、アルテミスは悪くないよ ムーがフラフラしてるってだけで… と、マスターは笑う
【アルテミス】 それにしても、 随分と焦っているようですが なにかあったんですか?
【アルテミス】 差し支えなければ、 お話をうかがってもよいですか?
えっと、話せば長くなるんだけど… と、マスターはこれまでの出来事を かいつまんで説明する
【アルテミス】 なるほど… マスターとの特別な契約ですか
【グランテピエ】 とにかくムーを見つけないと 話が先に進まないね
【イージス】 フッ… ここは私に任せてもらおうか!
イージスは例のノートを片手に 自信に満ちた表情を浮かべている
【アルマス】 …え?
【イージス】 な、なによ、その顔は!? ムーがいなくなった時に探す方法って ちゃんと書いてあるんだから!
【ティルフィング】 イージスさん、さすがです!
【イージス】 ふふっ… こういう時は丁寧に 足取りをたどることが大事なのだ
【イージス】 アルテミス、よく思い出してほしい なにか変わったことはなかったか? 例えば、誰かがプールを訪れたとか…
【アルテミス】 そういえば… レーヴァテインが昼寝の場所を 探しに来ました
【アルテミス】 ここは涼しすぎるから、と すぐに移動してしまいましたが…
【ティルフィング】 その時にレーヴァテインさんに ついて行ったのかも…
【アルマス】 レーヴァテインを探すわよ! アルテミス、ありがとう! イージスもお手柄ね!
【イージス】 フッ…これぐらい当然だ! 仲間を助けるのが 私の役目だからな!
そう言って胸を張るイージスだが…
【イージス】 って、きゃあああああ!
足を滑らせてバランスを崩し、 後ろにひっくり返ってしまう
【アルテミス】 え? きゃあっ!
そして、たまたま後ろにいた アルテミスに抱き着く形に なってしまった
【アルマス】 2人とも、大丈夫? イージスったら…もう
【イージス】 ご、ごめんなさいっ…
【アルテミス】 え、ええ… あの…レーヴァテインでしたら、 浜辺にいると思いますよ
【ティルフィング】 ありがとうございます!
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