Phantom of the Kill

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28000010 海上編 ストーリー10月 パラディーゾ建国篇 第1幕「開戦のジャングル」戦闘前

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青い海に浮かぶ常夏の島、 ラグーナ島

この島は今、結界の崩壊による 消滅の危機にさらされている

島を救うためには三つに分かれた 国を統一し、伝説の秘宝バイブス を発動させるしかなかった

神聖プール王国に住む少女、 アスカロンは国内のマナの枯渇を 発端に立ち上がり

新国王として 三国統一を目指すと 宣言する

同じ頃、海浜ビーチ帝国でも フォルカスが 新しい皇帝として立っていた

彼女はティルフィングという 謎めいた少女から島の窮状を 聞かされ、三国統一に動く

一方、マナの枯渇に 直面していない ジャングル連合において

新盟主ムラマサは密林の奥地で 地下遺跡と“呪い”の存在を知る

伝説の秘宝とされる バイブスこそが“呪い”の 正体ではないか

そう考えた ムラマサは――

他二国が行おうとしている、 三国統一の戦を 止めることを決意した

しかしすでに 運命の歯車は動き出しており、

キラープリンセス達を容赦なく 戦乱へと巻き込んでいく

それぞれの大義を掲げ――

ラグーナ島の命運を賭けた大戦が 始まろうとしていた

ジャングル連合内 盟主の城、葉隠城にて―― 神聖プール王国の国王アスカロンと 海浜ビーチ帝国の皇帝フォルカス このお二人と拙者で 三国会合を行いたいのですが、 誰を使者に立てるのが適切でしょう? 神聖プール王国には 拙者が出向いても構わんぞ 会いたい者もいるからな では、お願い致します姉様 帝国には…シャルウルに行って もらいましょうか… 会議中、失礼致します シャルウル、ちょうどいいところに 来てくれました 実は折り入って頼みが―― ムラマサ様、帝国が進軍してきました 先陣が国境を脅かしつつあります ふぁ!? なにゆえ…そのような事態に… 帝国に先手を打たれてしまったか ムラマサ、嘆いておるときではない 後の先を取りに参るぞ! は、はい! シャルウル、ただちに 国境の守りを固めて下さい ただし、守りに徹してこちらから 討って出ることはしないように ムラマサ… あくまで戦を止めるために 動くのだな はい、姉様 それが連合盟主としての決断です 国境の守りは すでに固めさせております 事前に情報収集はしておりましたので さすがシャルウル 抜かりはありませんねっ 拙者も出陣します! 上手くすれば皇帝殿との会合も 叶うかもしれません うむっ! 頼もしくなったではないか、ムラマサ 姉様は留守を頼みます プール王国へ向かう準備も ありますので 相分かった …あまり前に出ず、 我が身を案じるのだぞ お気遣い感謝致します! それでは参りましょう、シャルウル 国境の守りには 誰が就いているのですか? “誠心騎士団”と“宴会組”を 砦に詰めさせています “宴会組”… ゲイボルグやタスラムのいる組ですね 持ちこたえてください!

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