Phantom of the Kill

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28000080 海上編 ストーリー10月 パラディーゾ建国篇 第8幕「死地のビーチ」戦闘前

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ジャングル連合領内 帝国軍本陣にて―― おかしい… なんで立ち止まるのよ、 フォルカス!? 急がないといけないんでしょっ こんなにあっけなく退却できるなんて 不自然だと思わない、 グリモワール? 普通は追っ手がかかるものよね でも、連合軍にだって そんな余裕はないんじゃない? それも変なのよ… 連合軍は国境の砦を 必死に守っていたけれど、 パラシュ達に突破された後は すぐに退却してばかりだった… まるで私達との戦いを 避けるように… それはワタシ達を密林の奥深くまで 誘い込むための作戦だったんだって あの密書で分かったじゃない! そうなんだけど、 私、あの密書はどうしても―― 敵襲!敵襲だーっ! 連中、あたい達の側面を 突いてきやがった! 戦況は最悪… ブリューナク隊は独断で作戦遂行する 皇帝陛下は速やかに撤退を願う 完全に地の利を取られてるっ… グリモワール! 陛下を連れて逃げて! そんなわけにはいきません! 私もここで戦います! バカ! キミが倒れたら 帝国も倒れるのよ! キミは皇帝としてなんとしても 生き残らないとダメなの! 必ず持ちこたえてみせるから… 急いで帝都へ! そんな強がりを 言っていられるのもそこまでだ あら… また、あなたなのね それはこちらの台詞だ 今日こそ決着をつけてやる! ねえ、 前から気になってたんだけど なんだ? あなた、どうしていつも 私と張り合おうとするの? 私のこと好きなの? そういうところが… いちいち癇に障るからだ!

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