28000100 海上編 ストーリー10月 パラディーゾ建国篇 第10幕「治療のプール」戦闘前
ジャングル連合と海浜ビーチ帝国の 国境付近 王国・連合同盟軍本陣にて 怪我をしている方はこちらに お願いしますっ 敵も味方もありません！ 治療が必要な方は誰でも 連れてきて下さいっ 国王自ら駆け回って 治療の手伝いを なさっているのですね エクスカリバーさん お陰で大勝利を 収めることができました でも…私達が目指しているのは みんなの幸せです この島で暮らす、みんなの そこまで分かっているのなら、 きっと大丈夫ですね… エクスカリバーさん？ にゃ！ 陛下、ちょっと来て欲しいのにゃ～ 面白い子がいたのにゃ あ、はい！ …面白い子、ですか？ は～い、 お口あ～んしましょうね～ でぇ？ なんでワタシがそんな苦そうな薬 飲まないといけないのよ！ もう平気だから解放しなさいって 言ってるでしょ！ あら～ お薬は苦手ですか～？ だからなに？ そんなの飲まなくても 傷は塞がってるって言ってるの！ あ！あなたは以前、 フォルカスと一緒にいた… 出たわね、プール王国国王！ このワタシが…あ痛たた… まだ無理しちゃダメですよ～ アスカロン殿、 ここにおられたのですね 皇帝は捕り逃がしましたが、 大きな戦果を挙げました これで帝国も拙者達の話を 聞いてくれるはず 今一度、使者を送りたいのです それなら、ここにフォルカスと 親しい方がおられます この方にお願いしてはどうでしょう はぁ？ ワタシはキミ達の命令になんか 従わないわよ！ 命令ではなくお願いです 申し遅れました 拙者、連合盟主のムラマサと申す この島の将来について フォルカス殿に お話ししたき儀があります お願いします！ 話し合いの場を 作ってくれるだけで良いんです …そんなこと言って フォルカスを騙し討ちするつもりじゃ ないでしょうね？ そのようなことは決してありません 武士の名に賭けてお約束致します この島の未来を憂う気持ちは、 きっと同じはずです だったら―― アスカロン、大変だよっ 一部の人達が帝国軍を追って 帝都まで進軍してしまったの グラムまで飛び出していって… 急いで止めないとっ そんなっ？ 追撃は禁じたのに… や、やっぱり騙してたのねっ 危ないところだったわ！ 違うんです！ …いえ、今は早くグラム達を 止めに行かないと！ ムラマサさん、ここは頼みます 私は追撃に出た人達を 止めてきますからっ はい！ くれぐれもお気をつけて
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