290102101 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第1章 エデンクライシス-始動- 第2話 雷霆の絆-10 戦闘前
【兵士】 うわあああ! デオン様、お逃げ下さいっ
【異族】
イイイイイイイイ!
【デオン】 奇襲であるか 小癪な真似である
【アルテミス】
あなたのキル姫達は
間に合いませんよ
【アルテミス】
“守型”のバイブス…
ですが、その奔放な性格は
新世界に相応しくありません
【アルテミス】
全ては理想の世界のため
散りなさい
【フライクーゲル】
アルテミス、ウェイト!
【アルテミス】
ええっ!
【ゲイボルグ】
待ちわびたぞ、このときを
今こそ私の出る幕!
【アルテミス】
もう一人、キル姫がいたのですね
【フライクーゲル】
へ~い!
会いたかったよ、ゲイボルグ
【ゲイボルグ】
私もだ
我が魔槍で仕留め損ねた相手に
雪辱を果たす
【デオン】 ラグナロク殿のキル姫であるな 助力、感謝である!
【アルテミス】
愚かですね
たった一人で私達に対抗できると
でも?
【フライクーゲル】
今度こそ、魔弾を撃ち込んで
あげるよ~!
【異族】
イイイイイイイイ!
【ゲイボルグ】
たった一人と侮っているがいい
窮地にて確実に決めてこその
切り札だ
【フライクーゲル】
アルテミス、彼女の相手は
わたしに任せて
きみは奏官の方をプリ~ズ
【アルテミス】
いいでしょう
苦しませはしません
一撃で散らせます
【デオン】 で、あるか ならば余も逃げ隠れはせんのである 射抜けるものなら射抜いてみよ!
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