290203033 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第2章 エデンクライシス-覚醒- 第3話 もう一度出会うために-3 戦闘後
【アルマス】 やああああ!
【ティルフィング】 どうしたんですか? マサムネから聞いていたほど 剣にキレがありませんよ
【アルマス】 うっ… そ、そんなことないわよっ…
【ティルフィング】 アナタ自身の意思で、 そのバイブスを捨ててくれれば 良いのですけれど…
【ティルフィング】 全力を出さないと、 私に勝てませんよ それでいいんですか?
【アルマス】 うるさいわねっ 私はこれでいいのよっ
【ティルフィング】 …残念です
【ラグナロク】 …………
【ティルフィング】 純潔なる彩りよ…咲き誇れ
【アルマス】 あああああっ…!
【ラグナロク】 アルマス…! くっ…何で私は…
【アルマス】 まだ…まだよっ… 私は絶・諦めが悪いんだから!!
【ティルフィング】 …安心して散りゆきなさい
【ダーインスレイヴ】 今回は本当にすまない おぬし達を利用させてもらった
【ティルフィング】 …!?
【アルマス】 ダーインスレイヴ…!?
【ダーインスレイヴ】 さあ、ハリー 走るんだ! ユグドラシルは目の前だよ
【ハリー】 わあああああああああ!
【異族】 イイイイイイイイイ!
【ダーインスレイヴ】 道を空けてもらおうか!
【ティルフィング】 あの少年は誰…? どうしてユグドラシルに 向かっているの?
【アルマス】 ハリー…! あの子、異族の群れの中を…
【ダーインスレイヴ】 走り抜けろ、ハリー! おぬしならできる!
【ダーインスレイヴ】 おぬしはわたしが剣を捧げるに 相応しい、勇敢なるマスター なのだから!
【ハリー】 僕はっ…僕はユグドラシルに 触れて…“彼女”に――
【パラシュ】 容赦はしないよ
【ハリー】 えっ…?
【ラグナロク】 ハリー、避けて!!
【ダーインスレイヴ】 何だとっ…!?
【ハリー】 あっ…
【ゲイボルグ】 ガハッ…
【パラシュ】 また君か… その身を投げ出す覚悟だけは 認めてあげるよ
【パラシュ】 でも、それだけだ
【ゲイボルグ】 私はゲイボルグ…いかなる窮地でも 必ず期待以上の結果をもたらす
【ゲイボルグ】 今こそ私の出る幕だ! この魔槍に貫けぬものなし!
【パラシュ】 槍ではボクの斧に勝てないよ
【ゲイボルグ】 アガァッ…!
【フラガラッハ】 消えない傷を…あげる…!
【パラシュ】 おっと…
【フラガラッハ】 ふふっ 私の華麗な剣技に見惚れていらして
【アルマス】 フラガラッハ、 パラシュを牽制していて! その間にっ
【ダーインスレイヴ】 うむ ハリー、仕切り直しだ!
【ハリー】 うん! やってみせる
【ティルフィング】 ですから、もう手遅れだと言ったのに
【マサムネ】 紙一重といったところか 拙者達の勝ちのようだな
【フライクーゲル】 へ~い! これで、ジ・エンド メイクセンス?
【ロンギヌス】 愛に満ち溢れた世界のために、 どうか退いて下さい
【アルマス】 インテグラルキラーズが揃って しまうなんて…!
【アルテミス】 もう、あなた達に希望はありません
【ラグナロク】 …………
【エルキュール】 いいえ! 希望はあります ここにあります!
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