290203060 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第2章 エデンクライシス-覚醒- 第3話 もう一度出会うために-6
【ラグナロク】 やっぱり戦力が足りないのよ… インテグラルキラーズと互角以上に 戦うためには…
【ラグナロク】 異族の大群を完全に押し止めて おける戦力がいるわ
【アルマス】 ティルフィング達と戦う前に 消耗させられたら 話にならないってことね…
【デオン】 ううむ…余も可能な限り多くの 奏官をまとめてここまで来たので あるが…
【ケラウノス】 天上世界の崩壊がどんどん進んでてね 孤島みたいになってるところも あるんだよ
【デオン】 それで合流できずにいる者達も 多数おるのである… これ以上の戦力は…
【グラーシーザ】 ははは! それならここにいるぞ!
【ミネルヴァ】 遅くなりました 私も軍議に参加しますね
【ミネルヴァ】 まずはグラーシーザと旅をしていた キル姫を紹介します
【ウコンバサラ】 ウコンバサラだよ 気軽にバサラって呼んで欲しいな
【グラーシーザ】 あたしがこうやでめをさましたとき かいほうしてくれたのが、 このバサラなのだ!
【グラーシーザ】 ユグドラシルまでのたびでも、 なにかとせわになったぞ ありがとー!
【ウコンバサラ】 気にしないでよ 私がそうしたかっただけなんだから
【グラーシーザ】 バサラからは、きれいなペンダントも もらったのだ! ありがとー!
【ウコンバサラ】 仲間だからねっ 私とおそろいなんだ♪
【ラグナロク】 助かったわ、バサラ これからの戦いでも 力を貸してくれる?
【ウコンバサラ】 もちろんだよ、ラグナロク
【アルマス】 あれ? グラーシーザと旅してきたのなら 何でさっきはいなかったの?
【ウコンバサラ】 うん、それはね 彼女を捜しに行ってたんだ
【グングニル】 我はグングニル インテグラルキラーズには レーヴァテインがいるようだな
【グングニル】 是非、我に任せて欲しい あの者とはキラーズの因縁がある
【ラグナロク】 グングニルっ なるほど 運命の歯車が噛み合ったのね
【ウコンバサラ】 グラーシーザがレーヴァテインに 苦戦してたから、少し待っててって 言ったのに…
【ウコンバサラ】 私がいない間もレーヴァテインに 挑んでたそうだね… 守ってあげられなくて、ごめんね…
【グラーシーザ】 ははは! バサラのやさしさは せいぎにつうじるものがあるな!
【ヴォータン】 おい、ミネルヴァ いつまで私を待たせるつもりだ! 早く私を紹介しろ!
【ミネルヴァ】 すみません グラーシーザもウコンバサラも マイペースなので
【ミネルヴァ】 皆さん、こちらが――
【ヴォータン】 私がヴォータンだ! このヴォータン様を配下に置こうとは いい度胸だな!
【ヴォータン】 その威勢の良さに免じて 力を貸してやらんこともない!
【オティヌス】 よっ! あたしはオティヌス 見た目は気にしないで
【ラグナロク】 ヴォータンにオティヌスまで グラーシーザ、あなた誰とでも すぐ仲良くなれるのね
【グラーシーザ】 せいぎのもとには なかまがあつまるものなのだ!
【ケラウノス】 ロリ巨乳! 眼福だな~♪
【アルマス】 お願いだから、 ちょっと黙ってて…
【ウコンバサラ】 二人のお陰でグングニルを見つける ことができたんだよ キミ達、仲良しなんだよねっ?
【オティヌス】 二人ともはっきり ものを言ってくれるから、 つき合いやすいんだ
【ヴォータン】 フン! お前達は私より劣るがな!
【グングニル】 確かに我は完全と言い難いが、 ヴォータンも打たれ弱いところは 気をつけるべきだ
【ヴォータン】 な…何だとっ…無礼な!
【オティヌス】 あはは~… ま、だいたいこんな調子
【グラーシーザ】 それはちょうじょう! いいたいことをいいあえるのは よいことだっ
【ミネルヴァ】 この四人を加えることができたのは 大きいですよ
【ミネルヴァ】 オティヌスは多数を相手に戦う 対集団戦のエキスパートです
【オティヌス】 ふふ~ん♪ 異族の掃討なら任せてよ
【ミネルヴァ】 ウコンバサラは確実に標的を仕留めて くれますし、守りにも力を発揮します
【ウコンバサラ】 キミ達のこと、 絶対に守ってみせるからね!
【ミネルヴァ】 ヴォータンの破壊力は トップクラスですし、グングニルは レーヴァテインに対して有効です
【グングニル】 レーヴァテインとは 雌雄を決する…必ずな
【ヴォータン】 どんな武器も私が砕いてやろう 大船に乗ったつもりでいろ!
【ミネルヴァ】 次の戦いを最後にしましょう 必ずユグドラシルを奪還して 天上世界の崩壊を止めます!
【ラグナロク】 …………
【アルマス】 ああ、こんなところにいた もうじき出陣よ
【ラグナロク】 …アルマス 私は戦場に立つべきなのかな
【アルマス】 今更そんなこと言うの? あなたが戦えないのは 仕方ないことなんだから
【ラグナロク】 仕方ない… 本当にそう?
【ラグナロク】 グラーシーザとエルキュールも 合流して、あなたのバイブスは かなり安定しているわよね
【アルマス】 そうね あまり気にしてなかったけど
【ラグナロク】 それなのに…力が戻らない… これは私自身の問題かもしれない
【ラグナロク】 私は…自分でも気づかないうちに 歩みを止めてしまったのかも…!
【ラグナロク】 だから…この手に剣を握れない… そんなことを考えたら
【アルマス】 でも、あなたはここまで来たわ
【ラグナロク】 !?
【アルマス】 あなたはここまで歩みを止めなかった それは私が一番よく知ってる だって、あなたと“繋がってる”から
【アルマス】 このバイブスはあなたの戦う意思 それが私の中で強く輝いてる
【アルマス】 ラグナロク…信じて あなたは決して歩みを止めていない
【アルマス】 私自身がその証拠よ
【ラグナロク】 アルマス…ありがとう やっと静まったわ… 私の心を乱していた風が
【ラグナロク】 いきましょう たとえ戦えなくても、 皆のために、この御旗を振るわ!
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