290302101 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第3章 地上の脅威-リバイヴ- 第２話 絶望の胎動-10 戦闘前
【カミト】 よしっ 義手を装着し直した
【カミト】 これでいいのかな？ 一体、どんな力が――
【？？？】 ありがとう その力を受け取ってくれたのね
【？？？】 それは…私の贖罪みたいなものよ 生きている間に完成して良かった これで心置きなく…
【？？？】 なんて浸ってる場合じゃないわ！ いい？ それは“ディスラプター”よ
【？？？】 キラーメイルの体に押しつけて 体内に崩壊プログラムを 送り込みなさい
【？？？】 そうすれば体内の獣血が分解・除去 されて彼らは正気を取り戻す… はずよ
【？？？】 実験できなかったから 確証はないけれど…お願い！
【？？？】 私の代わりに彼らを、 解放してあげて
【？？？】 お願いね ――――――！
【？？？】 ガアアアアアアア！
【カミト】 …………！ 今のは…
【合成音声】 ヴァリン―――任からの 最―のメッセージです
【合成音声】 使用方法を再度説明致しますか？
【カミト】 いや、いいよ やり方は分かった
【カミト】 あとは、僕の覚悟だけだ！
【カミト】 アスカロン！ グリモワール！
【アスカロン】
はい！
【グリモワール】
何よっ？
【カミト】 五秒でいい その化け物の動きを 止めてくれないかっ
【グリモワール】
五秒でいいって、
一秒だって難しいのよ！
【アスカロン】
任せて下さい！
私の命に代えても
成し遂げてみせます！
【グリモワール】
ああ、もうっ！
キミを犠牲にはできないわっ
連携しなさい！
【カミト】 頼んだ 僕が決めてみせる！
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