2910017 天上編サイド 未分類 神具探求レーヴァテイン 神具探求レーヴァテイン 7 - 前編 7話 神具探求レーヴァテイン 7話 神具探求レーヴァテイン 7話
【マサムネ】 大丈夫か?
【レーヴァテイン】 うん、平気 それより…
【レーヴァテイン】 やっぱり、 この欠片は 私がもっておくべきだと思う
【レーヴァテイン】 あなたは危険だから戻って…
【マサムネ】 いや、ならばなおさらだ
遮るように答えるマサムネ
【レーヴァテイン】 …そういうと思ったよ じゃあ、 もう一度手分けして探す
【レーヴァテイン】 これで良い?
【マサムネ】 ああ… だが、なにかあったら すぐに呼んでくれ
そう言ってマサムネは また姿を消した
そしてそれを確認した後、 レーヴァテインは 手に入れた欠片を組み合わせた
組み合わさった欠片は 一瞬光ると、 赤色のネックレスになっていた
【レーヴァテイン】 うっそ…
半信半疑のまま、 錬成されたネックレスを 手にとった
その瞬間――
【レーヴァテイン】 きゃあっ!
【レーヴァテイン】 ま、また… また記憶が…
【レーヴァテイン】 しかも、 また知らない記憶が 断片的に…
レーヴァテインが見たもの
海のような赤い空…
見たことない怪物…
なにもかもが大きい 研究着を着たデュリン…
そして…
【レーヴァテイン】 兄さん…
【レーヴァテイン】 え? “兄さん”ってなに…?
自分の口から出てきた言葉に 疑問を通り越して ちょっとした恐怖を覚える
【レーヴァテイン】 ちゃんと光景が見えた
【レーヴァテイン】 でも、あんな景色知らないし、 私が知っているデュリンは あんなに大きくない
【レーヴァテイン】 それに…
【レーヴァテイン】 なにに対しての “兄さん”なの…?
様々な疑問が頭を駆け巡る その時――
【レーヴァテイン】 …なにか来る
その方向を見ると、 暴走したイミテーションが こちらに全速力で向かっていた
そして同時に その胸元には 青色のネックレスがかかっていた
【レーヴァテイン】 青…? 他にも種類があるの!?
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