2910020 天上編サイド 未分類 神具探求レーヴァテイン 神具探求レーヴァテイン 10 - 前編 10話 神具探求レーヴァテイン 10話 神具探求レーヴァテイン 10話
【レーヴァテイン】 これで終わり…!
【イミテーション】 ガハッ…!
【イミテーション】 ぐぅ… はぁ…はぁ…
【イミテーション】 ふふふ 負けちゃったか…
淘汰されてしまったにも関わらず、 暴走したイミテーションは 安堵の笑みを浮かべていた
【イミテーション】 これ、受け取って
そういうと彼女は レーヴァテインに 青色のネックレスを渡した
【レーヴァテイン】 …………
【イミテーション】 本当に私って無愛想…
【イミテーション】 今、なにが見えた?
【レーヴァテイン】 青い海…
【イミテーション】 そう、それが私の記憶
【イミテーション】 いずれ私達は1つになる存在…
【イミテーション】 今回は蝕をきっかけに 少しだけそれが早まった
【イミテーション】 この世界には まだ他の記憶を持った “私達”がいる
【イミテーション】 そして今、おそらくあなたが、 最も“レーヴァテイン”に 近い存在
【イミテーション】 私の代わりに 頼んだわ…
そう言うとイミテーションは レーヴァテインの前から 消えていった
【レーヴァテイン】 …………
誰もいない空間で、 レーヴァテインは頷いた
【レーヴァテイン】 青い海…か
そうつぶやき、 洞窟を抜けて 天文台を目指す
天文台から周りを見渡すと 見えてきた海は 真っ赤に染まっている
【レーヴァテイン】 なんで海が青いの?
【レーヴァテイン】 それに、 雰囲気だってまるで違う
【レーヴァテイン】 まるで世界そのものが 異なるみたい…
【レーヴァテイン】 世界そのものが…?
【レーヴァテイン】 …もしかして、 私が今まで見てきた景色って まったく別の世界のことで、
【レーヴァテイン】 元々その世界にいた私は なにか使命を果たすために 今ここにいる…?
【レーヴァテイン】 記憶がないのは…
【レーヴァテイン】 誰かにとって 都合が悪かったから?
レーヴァテインが 仮説を立てたその時、 目の前に何者かが現れた
【レーヴァテイン】 なにこいつ…
今まで見たことがないような 謎の生物は
レーヴァテインの イミテーションを呼び寄せた!
Next: 2910021