30015303 アロンダイトストーリー 『潮騒スプラッシュ』
悟られぬように、 そっとロンギヌスの背後に 立つマスター
【ロンギヌス】 私に…もっと力があれば 帽子も取ってあげられるのに…
【ロンギヌス】 本当に私って…ダメな…
今だ! マスターがそっと手を出した
【ロンギヌス】 …っ!!
【ロンギヌス】 ひあぁぁぁぁぁーーーーっ!!
柔らかそうな彼女の 両のわき腹にめり込む マスターの人差し指
【ロンギヌス】 マ!マスター!! わき腹はダメって…
【ロンギヌス】 言ったじゃないですかーーーっ!!
怒った彼女の槍が、 ものすごい勢いで 振り回される
【ロンギヌス】 わき腹は乙女の… 絶対領域なのですよーーーっ!!
我を忘れ、槍を繰り出すロンギヌス 『どぉぉぉぉーーーん!!』
そのパワーは湖に大きな水柱を上げた
【ロンギヌス】 …!…え? これ…私が…?
たくさんの水滴が降ってくる中で、 彼女は自分の潜在能力に 驚いていた
【ロンギヌス】 マスターにわき腹をつつかれたことで 勢いが…さらに衣服が無いことで 腰の回転も速くなって…
【ロンギヌス】 これは…水着だったからこそ 生まれた私の新たな技…!
【ロンギヌス】 これぞ新奥義! 『潮騒スプラッシュ』!!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【ロンギヌス】 マスター…私…私…
選択肢:
- 自信なさげだけど、君はすごいんだよ → select_label_01へ
- それが君の力…君はすごく強いんだ → select_label_02へ
- 信じて?君はダメなんかじゃないんだ → select_label_03へ
マスター…私…私…
select_label_01:
【ロンギヌス】 うぅ…すごくなんかないですよぉ… でも…!
select_label_02:
【ロンギヌス】 私の力…まだ信じられないけど… でも…
select_label_03:
【ロンギヌス】 自分のダメさは、自分が一番 よく知ってます…でも…
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【ロンギヌス】 ありがとうございます、マスター 少し…自信が持てました!
岸に上がった麦藁帽を手に取り、 少女に手渡すロンギヌス
【ロンギヌス】 え…っ! お礼を言ってくれるの? 私に…
少女は嬉しそうに駆けていった
【ロンギヌス】 いいですね、感謝してもらえるって
【ロンギヌス】 私…マスターといると… もっと自信を持てる気がします!
彼女がとびっきりの笑顔を見せた
【ロンギヌス】 でも…
【ロンギヌス】 レディーのわき腹をつっついた罪は 消えてませんよ!? しかも、両方!!
【ロンギヌス】 結果オーライかも知れませんが、 許しません!! これでも喰らいなさいッ!!
悪戯っぽく、水をかけてくる ロンギヌス その瞳には、自信の光が宿っていた
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