30035203 3月学園マサムネ 『我心猛進』
【方天画戟】
…やっぱ朝飯のおかわり
一杯減らしたのがまずいのかなー…
【方天画戟】
それとも早弁して
昼に購買で飯食ったのが原因か…？
方天画戟はさっきからずっと まったく関係のなさそうなことで 悩んでいるようだ…
【方天画戟】
それともやっぱりあれか…？
【方天画戟】
最近たまに…
ぶ、ブラジャーを…
つけ始めたから…か？
【方天画戟】
いやよ、違うんだよ！
つけたくてつけてるんじゃなくてな…
だ、ダーインスレイヴがよ！
【方天画戟】
あ、あれだぞ！？
飯を減らしたのも…
別に腰回りが気になるからじゃ！
なにも言っていないのだが…
ともかく、 マスターは素直に 今の気持ちを述べることにした
選択肢:
- 考えるだけ無駄じゃない…？ → select_label_01へ
- そもそも本当になにか変わった？ → select_label_02へ
- 実は気分の問題じゃない？ → select_label_03へ
ともかく、 マスターは素直に 今の気持ちを述べることにした
select_label_01:
【方天画戟】
どういう意味だよそれ！
select_label_02:
【方天画戟】
む…まだ疑ってるのか！？
select_label_03:
【方天画戟】
人をお天気みたいに！
select_label_end:
【方天画戟】
理由がないのに…
オレの拳のキレが
なくなるわけないだろが！
問題はそこではない気がした きっかけはあったのかもしれないが…
「調子が悪いかもしれない」 「一体なにが原因なんだろう」
そんなことをくよくよ考えるのは 方天画戟らしくない気がしたのだ
【方天画戟】
なるほど…
たしかに、オレらしく…
なかったかもな…
【方天画戟】
…おしっ！
方天画戟はマスターの方を向き ファイティングポーズを取ると…
【方天画戟】
るぁぁあああああああ！！
目にも止まらないストレートを放つ！
肌が切れそうなほどの風圧を伴った 方天画戟の拳は…
マスターの鼻先で止まる
【方天画戟】
己の本能と直感に従ってこそ方天画戟
【方天画戟】
『我心猛進』
“悩む”なんて行為自体が
オレには不要だったってことだな！
それはまさしく 彼女が新たなスキルに 目覚めた瞬間あった
【方天画戟】
おし！
拳のキレを確かめに…
いっちょ喧嘩売りに行くか！！
そう言って街に飛び出したはずが…
【方天画戟】
おう！
オレがやっとこさ復調したんだ！
お祝いになんかおごれ！！
喧嘩はどこへやら… マスターにたかりはじめる 方天画戟である
適当にファーストフードでも おごってやろうと思った マスターの目に…映ったものがあった
【方天画戟】
なんだお前、
突然いなくなったと思ったら…
【方天画戟】
…って、な、なんだそれ！？
マスターは 通りの花屋で買った 青いバラを差し出していた
【方天画戟】
ど、どういう風の吹き回しだよ！
花なんかじゃ…
腹は膨れねーぞ！！
【方天画戟】
…花言葉だぁーー！？
そんな女みたいなもんに
興味ねーーよ！！
しきりに照れている方天画戟に マスターは青いバラの 花言葉を伝える
【方天画戟】
“夢が叶う”
…だと？
そう、青い薔薇の花言葉は “夢叶う“だ
天下無双を目指す方天画戟への マスターのささやかな贈り物だった
それに、青いバラの凛とした雰囲気は 方天画戟にぴったりだった
【方天画戟】
あ、あのなぁ、お前なぁ…
【方天画戟】
オレに花、渡すなんて…
ど、どうかしてるぞ！！
【方天画戟】
反応に困るだろ…こんな…
もらったこと…ないのに…
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