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【トリシューラ】
おい、マスター！
焦げるぞ、それ！！
【トリシューラ】
ほら、なんだこれ！
煮立ってるじゃねぇか！！
トリシューラに怒声を浴びせられ、 緊張が隠せず料理がはかどらない マスター
【トリシューラ】
あぁ、もぅ…
イライラするぜ…
【トリシューラ】
どいてろ！
ここはあたいがやるから！！
選択肢:
- …え？手伝ってくれるの…？ → select_label_01へ
- トリシューラが…初めて料理を → select_label_02へ
- あ…ありがとう… → select_label_03へ
どいてろ！ ここはあたいがやるから！！
select_label_01:
→ select_label_endへ 口動かしてねぇで、手を動かせよ！
select_label_02:
→ select_label_endへ 文句あんのかい！？ あんたが誘ったんだろ！
select_label_03:
→ select_label_endへ なんだい、その顔は！ それが礼をいう顔かい！？
select_label_end:
突如、参加し テキパキと動くトリシューラ 意外と…料理上手？
【トリシューラ】
知るか！必死なんだよ！
話しかけんな！！
【トリシューラ】
はぁ？
楽しいかって…？
だ、だから…必死だって…！
【トリシューラ】
…………
【トリシューラ】
でも…
【トリシューラ】
料理って…創造には違いないけど…
それだけじゃない…
【トリシューラ】
肉や魚に包丁を入れる行為は
破壊と言えなくもない…
ってことは…
【トリシューラ】
創造と破壊は…表裏一体？
そう思えば…
【トリシューラ】
創造もまた楽し！！
【トリシューラ】
…マスター、あたい
……あっ！！
端の鍋が吹きこぼれそうになった
【トリシューラ】
あぶねぇッ！！
そう叫ぶと、 トリシューラは 目にも止まらぬ速さで火を消した
【トリシューラ】
…！
今の動き…本当にあたいが？
【トリシューラ】
今のは上手く使えば…
奥義にできるかも！！
【トリシューラ】
新奥義！
『神速のウロボロス』！！
…ってか！？
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【トリシューラ】
ふっ、マスター
さっき言いかけたことだけど…
あたい…
【トリシューラ】
あんたがマスターで良かったよ
それから１時間後…
【トリシューラ】
できたぁっ！！
【トリシューラ】
さあ、食おうぜ！
マスター！！
【トリシューラ】
初めてだな…
今まで一緒に敵を倒したり、
ぶっ壊したりすることはあったけど…
【トリシューラ】
一緒になにかを作ったのは！！
【トリシューラ】
さっ！食べろ、マスター！！
あたいの初料理…初めてなんだから
味はあんま期待すんなよな！
嬉しそうに、そして少し照れ臭そうに 豪快な肉料理を口に持ってくる彼女
【トリシューラ】
どうだ？
うまいか！？
それは彼女の一生懸命さが詰まった 世界一おいしい料理に感じられた
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