30141203 イシューリエル_ハロウィン_ストーリー 『ペネトレイトアイ』
ひょんなことから児童施設で行われる ハロウィンパーティーの お手伝いをすることになった2人
【イシューリエル】 勘違いをしてしまった お詫びの心を込めて… ここは懸命に…!
【イシューリエル】 !!
【イシューリエル】 あれは…
【イシューリエル】 待ちなさい!!
言ったそばから持ち場を離れ、 駆けていくイシューリエル
懸命にやるんじゃなかったの!? とマスターが叫んだ時には、 彼女の背中はすでに遥か先だった
【イシューリエル】 はぁ…はぁ…はぁ…
【イシューリエル】 驚きましたわ… まさか、あなたが 強盗だったとはね…
【イシューリエル】 老紳士さん!
豪邸に忍び入ろうとしているのは、 街で見かけたあの老紳士であった
【イシューリエル】 なるほど… キスを交わしていた女性は この豪邸のお嬢様
【イシューリエル】 あなたは財産目当てで女性に近づき、 強盗を働く詐欺師だったのですね!? これぞ…トゥルース!!
【イシューリエル】 人間と言えど、 悪事を見てしまった以上、 許すことは出来ません!
【イシューリエル】 くらいなさい!! 新奥義!! 『ペネトレイトアイ』!!!
光を放った攻撃は、 老紳士のわずか1ミリ横を掠めて、 飛んで行くのだった
【イシューリエル】 女性の心をかどわかした罪 存分に償いなさい!!
強盗を働こうとした老紳士は、 警察に連行されていくのだった
【イシューリエル】 街から悪は排除された… これで一安心ですわ!
【イシューリエル】 でもなにか忘れてるような…
【イシューリエル】 ………
【イシューリエル】 …はっ! いけない…!
【イシューリエル】 ハロウィンパーティー!!
息を切らせ、 施設に戻って来た彼女 しかし…
【イシューリエル】 あれ…誰もいない…
【イシューリエル】 もう…終わっちゃったの…?
と、次の瞬間…
『お化けだぞー!!』
突然現れた無数のお化けが、 彼女を驚かせる
【イシューリエル】 きゃーーーーっ!!!
思わず腰を抜かしてしまう イシューリエル
【イシューリエル】 あ…!あなた達は…!
それは、お化けの 扮装をした子供達だった
選択肢:
- さ!楽しいパーティーの始まりだよ! → select_label_01へ
- お菓子をよこせ~!なんてね♪ → select_label_02へ
- あはははは!驚いた? → select_label_03へ
それは、お化けの 扮装をした子供達だった
select_label_01:
【イシューリエル】 子ども達にまで、 してやられるなんて…
select_label_02:
【イシューリエル】 これは、あげるしかありませんわね それにしても…
select_label_03:
【イシューリエル】 子ども達の扮装…!?
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【イシューリエル】 うぅ~っ! またしても見抜けなかった! 悔しい~!
【イシューリエル】 でも…
【イシューリエル】 その方が楽しいですわ!!
【イシューリエル】 やはり人間の心というものは、 奥深く難解なもの… でも…
【イシューリエル】 だからこそ愛おしい! だからこそ、 観察のし甲斐があるというもの!!
【イシューリエル】 人々の真実の心が 見えるようになるまで…
【イシューリエル】 わたくしは、めげませんわよ!
【イシューリエル】 これぞ…トゥルース!
どこまでも前向きな彼女
その夜、ハロウィンパーティーは みんなの楽し気な 笑い声に包まれていた
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