310021150 シークレットリーエバーアフター(Secretly Ever After)(SEA編) 第1章 閉ざされた箱にて、キミを射抜く 第1話 閉ざされた箱にて、キミを射抜く-15
【レーヴァテイン】 あああああああああああああ!
【ゼロ】 アマネ!
【レーヴァテイン】 ダメ…! …近づいたら、兄さんまで… 灼いてしまう
【レーヴァテイン】 みんな…離れて…! ここから…逃げてぇ…!
【レーヴァテイン】 あああああああああああああああ!!
【ミーミル】 レーヴァテインさん…! 外に出ていかれてしまいました
【ゼロ】 アマネ!
【ミーミル】 マスター様… 私達は 間違えてしまったのでしょうか…
【ミーミル】 門を開けば、レーヴァテインさんを 助けることができると 考えておりましたのに…
選択肢:
- しっかりしろ → select_label_01へ
- 落ち込んでる場合じゃない → select_label_01へ
マスター様… 私達は 間違えてしまったのでしょうか…
select_label_01:
【ミーミル】 は、はいっ 申し訳ございません
【ミーミル】 改めて、善後策を講じます 私達もレーヴァテインさんを――
【与一】 ううーん…
【ミーミル】 あっ 与一さん…
【与一】 ダメなんです… そのブローチは… 約束だから…
【ミーミル】 約束… そういえば、先程も そのようなことを…
選択肢:
- 誰との約束? → select_label_02へ
- どんな約束? → select_label_02へ
ダメなんです… そのブローチは… 約束だから…
select_label_02:
【与一】 ふえっ? あ、与一は… 約束を守れなかったんですね…
【与一】 ううっ… ごめんなさい… 与一には荷が重すぎました…
【与一】 やっぱり、あのときちゃんと お断りしておけば良かったんです
【ミーミル】 与一さん あのときとは?
【ミーミル】 良ければ、 お聞かせ願えませんでしょうか
【与一】 あの…ええと… 実は与一もあまり良く分かって いなかったんです
【与一】 もうずっと前のことになるんですけど ある日、レーヴァテインさんが 与一のところにやって来て…
【与一】 あのブローチを、渡してきたんです
【ミーミル】 最後の門を開くために使った、 鶏のブローチですね
【与一】 そのときは、レーヴァテインさん 何も言わなくて…ただ、 ブローチを持っていて欲しいって
【与一】 与一も初めは断ったんですよ レーヴァテインさんの持ち物を お預かりするなんて畏れ多いですし
【与一】 与一は…上手くやれませんから…
【ミーミル】 与一さん…
【与一】 それなのに、レーヴァテインさん けっこう強引で
【与一】 結局、お預かりすることになりました それで、そのときに…
【与一】 「これは絶対に使わないで」って 言われて
【与一】 今日まで何のことか、 さっぱり分からないままでした
【与一】 でも、さっき 門の窪みがブローチと 同じ形をしてるって分かって…
【与一】 門を開けないとレーヴァテインさんが 消えてしまうかもしれない… でも、約束だったから…
【与一】 ううっ… やっぱり与一は、ダメダメです…
【ミーミル】 レーヴァテインさんが与一さんに あらかじめブローチを渡していた…
【ミーミル】 どうしてレーヴァテインさんは そのようなことを? もう少し情報が欲しいところです
【グングニル】 最後の門は、開かれたのだな…
【ミーミル】 グングニルさん もう動いても大丈夫なのですか?
【グングニル】 万全とは言えぬがな… さて、どうしたものか…
【ミーミル】 アナタは何が起きているのか、 ご存知なのですよね? 教えていただけませんか?
【グングニル】 ふぅ… あの愚か者の覚悟に つき合ってやったが
【グングニル】 義理は十分、果たしたであろう
【グングニル】 それに、事ここに至っては そなた達にも 手伝ってもらわねばならぬ
【グングニル】 あまり悠長にしてはおれぬが、 話してやろう
【グングニル】 事の発端は、 この町が要塞都市となる前…
【グングニル】 「炎の巨人」が 襲来したときまで遡る
【与一】 あ…
【グングニル】 与一よ そなたも、よく覚えておろう?
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