Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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310021203 レーヴァテイン・獣刻・バハムート 理砕『巨躯の器』

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town.png

3100211.png 【レーヴァテイン】 はぁ…自分のことだけど、 めんどくさい…

ムーとレーヴァテイン、 二人が仲直りをして数日後―

ぶらぶらと街を歩く レーヴァテインは そんなことを呟いた

【ムー】 また言ってる… 今回はどうしたんだよ?

3100211.png 【レーヴァテイン】 あれ

【ムー】 あれ…? おお、マスターじゃん って、おお…大変そうだな

視線の先には 斬ル姫に詰め寄られている マスターがいた

3100211.png 【レーヴァテイン】 またなにかやったのかも…

【ムー】 はははっ! リーダーってのは大変だなー

斬ル姫に振り回されるマスターを 笑うムー

【ムー】 それにしても…

3100211.png 【レーヴァテイン】 なによ

【ムー】 やっぱり気になるのか?

3100211.png 【レーヴァテイン】 なんだか 放っておけないんだよね 昔の自分を見てるみたいで

【ムー】 なんだかんだで マスターも頑張ってるけどな

【ムー】 上に立つっていうより、 みんなの中心にいる感じだ

3100211.png 【レーヴァテイン】 ふふっ…たしかに なんだか、あの子を思い出す

3100211.png 【レーヴァテイン】 そう…いつも真っ直ぐで どんなに傷ついても前を向いていた ティルフィングを―

3100211.png 【レーヴァテイン】 でも、やっぱり頼りないから… 私が守ってあげないと

【ムー】 はははっ! やっぱり心配性だなー

3100211.png 【レーヴァテイン】 黙って

【ムー】 はいはい ま、俺もマスターのことは 気に入ってるからさ

【ムー】 俺も力を貸してやるか

ヤレヤレといった感じで 頷くムー

マスターを守る、 その気持ちを固める二人

その二人の感情の高ぶりが、 新たな力―

理砕『巨躯の器』を 目覚めさせる

3100211.png 【レーヴァテイン】 …あれ? なんかマスターが こっちに来る?

あわただしく駆け寄ってくる マスター 話を聞くと敵がやって来たらしい

3100211.png 【レーヴァテイン】 はあ…めんどくさいけど やらないとダメだよね

【ムー】 ま、頑張ろうぜ レヴァ

3100211.png 【レーヴァテイン】 先行するから、 マスターは隊を纏めて 早く来てよね

巨大化したムーにまたがる レーヴァテインは そのまま一気に上昇する

その瞳には 強い決意が込められていた―

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