310361214 ラグナロク・神令・ユグドラシル 黄昏『裁定の世界樹』
【ラグナロク】 世界は革命を欲してる さあ、ついてこれる?
大革命である
ラグナロクは旗を掲げ 最前線で活躍するようになった
彼女が奮戦し その動きに扇動されるように 他の斬ル姫達の士気が高まる
ラグナロクが敵を集めた分だけ 勝利の数も増えた
【ラグナロク】 これだけ多くの姫達を 率いたことはない
戦いを終え、祝勝会が開かれる
【ラグナロク】 彼女らをよく統率し 戦いを続けてきたのは、マスター お前の他にはいないわ
選択肢:
- ラグナロクの方こそ → select_label_01へ
- 彼女らの力だよ → select_label_02へ
- 助けられてばかりさ → select_label_03へ
彼女らをよく統率し 戦いを続けてきたのは、マスター お前の他にはいないわ
select_label_01:
【ラグナロク】 私までも率いたのはお前だ
select_label_02:
【ラグナロク】 彼女らの力は、お前が発揮させている
select_label_03:
【ラグナロク】 助けてもいるはずでしょう
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冷静ながら マスターに称賛を送るラグナロク
【ラグナロク】 私も先導者として より多くの仲間と共に 戦い抜こう
【ラグナロク】 もしお前が 戦場の混沌に 飲み込まれそうになったら…
【ラグナロク】 その時は、この御旗を探して
【ラグナロク】 これはお前の道しるべ その先に私がいる
キラーズとバイブスが繋がり 共鳴するのがわかる
それは彼女の新スキル 黄昏『裁定の世界樹』 誕生の瞬間でもあった
勝利の喜びを 仲間と共感してきてはどうかと 提案するマスター
無理して もう自分を見張り続けなくても いいのだからと
【ラグナロク】 …
だが、ラグナロクは動こうとしない
【ラグナロク】 …もはや、お前の観測は責務ではない
【ラグナロク】 だが、やめるわけにもいかない
なぜ?と問うマスター
【ラグナロク】 これは、これから先は…
ラグナロクは落ち着かぬ様子で マスターを見上げる
【ラグナロク】 私の、興味だ
自分でも自分の気持ちがわからない といった面持ちのラグナロク
【ラグナロク】 …
黙り込んでしまった彼女にマスターは 自分もラグナロクのことを もっと知りたいと述べる
【ラグナロク】 …!
【ラグナロク】 あ、あまり、観ないで
不意打ちの共感に 思わず赤面するラグナロク
【ラグナロク】 そ、そうか
【ラグナロク】 観測されるというのは 存外恥ずかしいものなのね…
【ラグナロク】 だけど、悪くはない
頬の紅潮を隠すように 周囲を見回すラグナロク
【ラグナロク】 もう少し、ふたりで、話そう
と、彼女は旗を下ろす
【ラグナロク】 旗を掲げたままではな
【ラグナロク】 …敵が増える
旗を下げた意味は 黄昏のような頬の色が 物語っていた
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