320081214 ペルーン・聖鎖・マスティマ 天戒『祭夜の血印』
【ペルーン】 暗黒パワー全開だよ!
今日も戦闘で活躍している ペルーン
【ペルーン】 ふふっ なんか絶好調♪
疲れが取れたためか 動きにキレもあり 暗黒パワーも威力が上がっている
【ペルーン】 でも、ちょっと張り切り過ぎたかな 疲れちゃった…
【ペルーン】 ねえ、お願い あたし、ちょっと休むから 見張り、変わってくれないかな?
ペルーンに頼まれた姫は 快く承諾する
あれからペルーンは 人に頼るようになった
支えあう関係になったことで 彼女と隊の姫たちとの結束も 強くなっているようだ
【ペルーン】 ふぅっ
ペルーンが マスターの隣に腰を下ろした
【ペルーン】 あのね、マスター あたし、もう一回、正義って なんだろうって考えてみたんだ
【ペルーン】 それでね、 あたしもマスターと同じが いいなって思ったの
【ペルーン】 悪を倒すより、 誰かを助けたい… 仲間を守りたい
【ペルーン】 そう思ったらね、 暗黒パワーが増した気がするの!
【ペルーン】 あたし、この力を 悪を倒すことよりも みんなを守るために使いたい
【ペルーン】 だけど、あたしが守るだけじゃなくて みんなにも、あたしを守ってほしい
【ペルーン】 あたし一人が 正義を貫くんじゃなくて みんなで正義を貫くの!
すごく素敵なことだと 思うよ
マスターがそう言うと ペルーンがニコリと笑う
【ペルーン】 えへへ♪ そうだよね?
【ペルーン】 よーし! なんだか、やる気が みなぎってきたよ
晴れやかな顔をした彼女 どうやら彼女の中で何かが 吹っ切れたようだ
その新たな気持ちがペルーンに 天戒『祭夜の血印』を 宿らせるのだった
【ペルーン】 みんなを守れるように 特訓しよう!
そう言って、立ち上がり、 斧を振り始める
…でも、さっきの戦いで 疲れたんじゃなかったの? マスターの言葉で動きを止める彼女
【ペルーン】 あっ!そうだった
休息も大事だよ マスターがペルーンに 座るように促す
【ペルーン】 うん!そうだよね! もう、無理したりしないよ
そう言って彼女は マスターの横に座る
今まで誰にも頼らずに 生きてきたペルーン
しかし、今は助け合う仲間が できた
そして、これからも彼女は 彼女なりの 正義を貫いていくのだろう
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