40015204 アルテミス_黒_ストーリー 『黒式・月輝』
あれから数日後の夜─
窓の外にアルテミスを 見つけたマスター
【アルテミス】 …あ、マスター
【アルテミス】 眠れないのですか? それでしたら、 私が警護しましょうか?
また、以前の機械的な 話し方に戻っている
【アルテミス】 すみません… そんなにすぐに 変わることは出来ません
【アルテミス】 でも…
【アルテミス】 王都にいた頃は… こんな気持ちには なりませんでした
【アルテミス】 任務としてだけではなく… なんとしてもマスターを 守りたいという…
【アルテミス】 こんな熱い気持ちには…
【アルテミス】 この想い…大切にしたい…
【アルテミス】 でも同時に… 怯えているのです
【アルテミス】 私の業は…“色欲” この熱い想いは… 大いなる罪なのではないかと…
選択肢:
- 考え過ぎない方がいいよ! → select_label_01へ
- きみが幸福ならいいんじゃない? → select_label_02へ
- なるようにしかならないから! → select_label_03へ
私の業は…“色欲” この熱い想いは… 大いなる罪なのではないかと…
select_label_01:
【アルテミス】 我執は…己を縛ってしまうと…
select_label_02:
【アルテミス】 自分を責めても…意味がないと…
select_label_03:
【アルテミス】 迷い過ぎるのも…良くないと…
select_label_end:
【アルテミス】 …え?つまりは… “大体”でいいと…
【アルテミス】 …!
【アルテミス】 私の業を分かち合うのも… マスターの役目と… そう仰って下さるのですか…?
【アルテミス】 嬉しい… ただ素直に…嬉しいです
【アルテミス】 この想いが“色欲”になるか、 “愛”になるかは私次第…
【アルテミス】 もっともっと…! 高めます! 心の純度を!!
【アルテミス】 新技『黒式・月輝』!!
放った矢が、 満月に向かって 飛んでいく
それは彼女が 新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【アルテミス】 マスター… すぐには無理かも 知れませんが…
【アルテミス】 少しずつ… 少しずつ変わっていきますから だから…
【アルテミス】 これからも… よろしくお願いしますね
時折見せる優しい瞳と声は、 彼女の心の変化を物語っていた
Next: 40023101