40071204 シェキナーストーリー 『フライザドリーム』
あれから一週間が過ぎた
【シェキナー】
ふぅ、やっと終わりましたね
【シェキナー】
桟橋の修理…
手伝って下さって、
ありがとうございました
川を見ながら話す２人
【シェキナー】
…え？
あれから…ですか？
【シェキナー】
平気です
もう悪夢を見ることは
なくなりました
【シェキナー】
これもすべて、
マスターのおかげです
【シェキナー】
あ、あの…マスター…！
その…お礼をしたいのですが…
意を決したように、 彼女が着ている洋服に手を掛ける
…え？お礼って…まさか… よからぬ妄想が マスターの頭をよぎる
そ、それはダメだーっ！！
【シェキナー】
え！？
ちょっ…マスター！？
彼女の手を抑えようとするマスター 勢い余った２人はそのまま…
『どぼ～ん！！』
【シェキナー】
…くっ！
マスターが…沈んでしまう…
【シェキナー】
待ってて下さい…
今…
助けます！！
【シェキナー】
はぁぁぁぁぁーーーっ！！
マスターを岸へと押し上げる 光の矢
【シェキナー】
これぞ新技…
『フライザドリーム』です！！
彼女のスキルは、 短期間の間に見事な パワーアップを果たしていた
【シェキナー】
はぁ…はぁ…
【シェキナー】
もう！
何を勘違いしてるんですか！？
【シェキナー】
これです！
これを渡したかったんです！！
衣服の隙間から取り出したのは、 新品の懐中時計
【シェキナー】
よく遅刻するマスターに、これを
プレゼントしようとしたんですよ！
なのに…
【シェキナー】
いやらしいことを…
許しません！！
申し訳なく、頭を下げるマスター
【シェキナー】
…でも、良かった
こっちは無事でした
【シェキナー】
マスターにもらった…
この宝石たちは
【シェキナー】
これは私にとって文字通り…
大切な「宝」物なんです
【シェキナー】
さっきは平気だって言いましたけど…
本当は、たまに不安になる
夜もあるんです…
【シェキナー】
でも、この輝く宝石を見ていると…
勇気が湧きます！！
【シェキナー】
悪夢にとらわれることなく、
前だけを見て進んでいこうって
気持ちにさせてくれるんです！！
力強い笑顔を見せる彼女
選択肢:
- その時計…ありがたくもらうよ → select_label_01へ
- 時計…壊れててもいいんだ → select_label_02へ
- これは世界に一つだけの時計だ → select_label_03へ
力強い笑顔を見せる彼女
select_label_01:
【シェキナー】
でも…壊れちゃいましたよ
select_label_02:
【シェキナー】
え？どうしてですか…？
select_label_03:
【シェキナー】
え？どういう事ですか…？
select_label_end:
【シェキナー】
…！
この止まった時刻が…
【シェキナー】
私が生まれ変わった瞬間…
大丈夫！時計が壊れてたって、 遅刻しないように頑張るから！
【シェキナー】
…！
【シェキナー】
前だけを見て進むと言った…
私のように…
うん！と、マスターが笑顔で応える
【シェキナー】
ふふ…本当ですか？
マスターが遅刻しないかは…
かなり不安です
【シェキナー】
何だったら、私が毎朝
起こしてあげましょうか？
なんてね♪
そう言って、彼女が悪戯っぽく笑った
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