40075201 シェキナー_制服ストーリー リボンの緩みは心の緩み
【シェキナー】
あらマスター
一人で珍しいですね
何か用事ですか？
デュリンの依頼で異族の 見回り中だったマスターは シェキナーに声をかけられる
本当のことを言うわけにもいかない 適当に返事をしてシェキナーに 質問を返すことでごまかす
【シェキナー】
生徒たちの風紀が乱れていないか
巡回をしているんです
委員としての日課のようなものです
【シェキナー】
見学したい…？
ええ、構いませんがその前に
マスターの風紀チェックです！
【シェキナー】
ふむ…問題なさそうですね
一緒に歩くあなたの風紀が
乱れていたら仕事に支障が出るので
校舎を練り歩いていくシェキナーの あとをついていく。凛とした姿は なかなかに威圧的だ
【シェキナー】
迫力がある？私がですか？
………はっ！そういうこと！？
どこを見ているんですか！！
【シェキナー】
マスターの頭の中の風紀…
一度取り締まったほうが
よさそうですね！！
シェキナーから体を隠すような しぐさで非難された… 濡れ衣です…
【シェキナー】
そこのあなた！
スカートが3センチ程度短いですね
ソックスも指定ではないわね？
【シェキナー】
隣のあなたも！
リボンの緩みは心の緩み
すぐに結び直して！
鋭く目ざとく、シェキナーは 生徒たちの風紀の乱れを 次々に指摘していく
指摘内容は最もなのだが… ちょっと厳しすぎる気もする
反感を買ったりしないのだろうか…？ 心なしか心配になるマスターだった
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