Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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40084204 フォルカス 『デコエレイション』

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それは、見回り中のマスターの前に 前触れもなく現れた――

突然、頭上の木の枝から なにかが降ってきたのだ!!

【オティヌス】 あっはは~! マスター驚きすぎ! あたしだよ♪

謎の物体Xの正体はオティヌスだった 安堵するマスターだったが…

オティヌスのイタズラを企んだ にやにや顔に 再び嫌な予感でいっぱいになる!

【オティヌス】 う…うぅ… マスターから、イタズラされたぁ…!

【オティヌス】 ひどいよぉぉ… 女の子の制服汚すなんて… うぅぅ…もうお嫁にいけない~!

オティヌスが突然泣き始めた! …いや、泣いてる、フリ?

選択肢:

オティヌスが突然泣き始めた! …いや、泣いてる、フリ?

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【オティヌス】 やられたらやり返すのは普通でしょ!

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【オティヌス】 別に気にならなかったし

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【オティヌス】 いつ言おうとあたしの勝手だしー!

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【オティヌス】 あーー、そんなこと言っていいの? 言いふらしたら…100%みんな あたしの味方だと思うけど…?

申し訳ありませんでした、と 次の瞬間、頭を下げていた

【オティヌス】 じゃあ…責任取ってくれるよね…?

そう言って、オティヌスは…

二丁のボーガンを取り出した!

ハメられたと気づいたマスターだが 時すでに遅し…

【オティヌス】 マスター… もう言質は取ったからね?

どうやらオティヌスは あの「遊び」が気に入ったようだ

【オティヌス】 だって、楽しかったんだ~! 失敗したら絵の具まみれだよ? スリル満点じゃん!

【オティヌス】 『デコエレイション』 毎日わくわくしてないと 生きてる感じしないでしょ?

それはまさしく 彼女が新たなスキルに 目覚めた瞬間だった

少々むちゃくちゃではあるが とてもオティヌスらしいと 思わず口にしていた

【オティヌス】 いつでもわくわくを求めてるのは 本当のことだけど…

【オティヌス】 マスターと遊びたいのは またちょっと違って… 特別なことなんだよ?

はにかんだようなオティヌスの笑顔に マスターは思わず見とれていた

【オティヌス】 隙あり~!!

そして、思いっきり 顔面に一撃を食らうのだった――

楽しげに逃げるオティヌスを マスターは全力で追いかける

オティヌスは笑いながら ただひたすら楽しそうに 逃げていく…

【オティヌス】 なんだろうね、この感じ… もう本当に、楽しくてたまらない! でも…

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