40152201 ユリ 悩みと食い気
戦闘の合間の休日 砂浜に遊びにやってきた マスターの隊
【ユリ】
…ふぅ
彼女は、 こことは“別の世界”から やって来たと言う少女・ユリ
【ユリ】
…あ、マスター
ありがとうございます
マスターは彼女と話をしようと、 冷えた飲み物を手渡した
【ユリ】
すみません、
お気遣い頂いて…
慣れないこちらでの戦闘で、 彼女は少し疲れ気味のようだった
【ユリ】
そうですわね…
少々、戸惑っておりますわ
【ユリ】
私がいた世界では、
クノイチはサムライを召喚して、
戦っておりました
【ユリ】
でも、こちらではみなさん、
ご自身の剣でのみ
戦っていらっしゃいます
【ユリ】
この世界に来て痛感いたしました
私が今まで如何に
サムライに甘えていたのかが…
そんな事ないよ きみはよくやってくれてるよ …と、マスターが答える
【ユリ】
…いいえ
【ユリ】
戦闘に出ても、
未だに隊のみなさんの
手をお借りしてばかり…
【ユリ】
本当…情けないですわ
そう言って、目を伏せる彼女 どうやら相当 落ち込んでいるみた…
【ユリ】
え！？海の家！？
【ユリ】
行きますわ！！
隊の姫に誘われ、 海の家に足を向ける彼女
【ユリ】
あら、あなたも一緒に行きません？
【ユリ】
海の家で食べるといったら
やっぱり…
味噌ラーメンですわね！
そこまでは落ち込んでないのかな…？ 少々、天然気味な彼女に 困惑するマスターだった
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