40152204 ユリ 『朱夏式・夏日影の援』
あれから数日後
砂浜の向こう側では、 隊のみんなが楽しそうに遊んでいる
そんな中、ユリは マスターと2人で話していた
【ユリ】 あの日以来…
【ユリ】 少しですが強くなれた気がします
【ユリ】 サムライがいなくても、 自分自身の力で戦うという事に 自信も持てるようになりました
【ユリ】 ここが… 私が生きてゆく“世界”… ここで戦っていくんだと…
【ユリ】 今は素直にそう思えます
【ユリ】 前の世界でも… 今の世界でも… どこにいても私は私
【ユリ】 その場所で、 自分が生きる 世界を作っていく
【ユリ】 それが私の… “希望”ですわ!
にっこりと微笑む彼女 その笑顔はマスターにも 元気を分け与える
【ユリ】 またまた新奥義… 『朱夏式・夏日影の援』誕生って ところでしょうか?
静かに微笑む彼女
【ユリ】 ありがとう、マスター 落ち込んでいた私に 希望を与えて下さったのは…
彼女が頬を赤く染めながら、 マスターに語り掛ける
【ユリ】 マスター… あ、あなたで…
お~い!!
【ユリ】 …えっ?
砂浜の向こうから 2人を呼ぶ大きな声が 聞こえてくる
選択肢:
- 今、何て言ったの? → select_label_01へ
- ごめん、聞こえなかった → select_label_02へ
- え?もう一回言って? → select_label_03へ
砂浜の向こうから 2人を呼ぶ大きな声が 聞こえてくる
select_label_01:
【ユリ】 …いえ、なにも?
select_label_02:
【ユリ】 みなさんが呼んでますわよ
select_label_03:
【ユリ】 は?なんのことですか?
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【ユリ】 は~い! 今、行きま~す!
マスターの質問には答えず、 大きな声で返事をする彼女
【ユリ】 さ、マスター
と、手を差し出すユリ
【ユリ】 行きましょう!
【ユリ】 これからも…一緒に!
ユリの手を握るマスター その手は柔らかく、 とても優しい温かみを帯びていた
【ユリ】 よ~し! 向こうまで競走しますか!?
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