40171203 ラグナロク 『零式・終焉の雪化粧』
マスターにもらったおはぎを 落としてしまったスイハ
【スイハ】 あぁ…おはぎが…!
普段あまり顔色を変えない彼女が 珍しく狼狽している
【スイハ】 せ…せっかく… (マスターが用意して 下さったのに…!)
選択肢:
- 僕のと代えっこしてあげるよ → select_label_01へ
- 僕のおはぎ、あげるよ → select_label_02へ
- 僕は甘いの得意じゃないからあげるよ → select_label_03へ
せ…せっかく… (マスターが用意して 下さったのに…!)
select_label_01:
【スイハ】 !!…い…いいんですか?
select_label_02:
【スイハ】 !!そんな…じゃあマスターのは…
select_label_03:
【スイハ】 !ウソ…よく食べてらっしゃるのに…
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すぐさま、自分のおはぎを 彼女にあげたマスター
【スイハ】 …………
その態度に驚きの表情を 隠せない彼女
ど、どうしたの…? マスターが尋ねる
【スイハ】 『勇気』とは… 自分に損になることでも、 ためらうことなく前に進める心
【スイハ】 そして『不屈の精神』とは… 苦難に負けず己の意思を貫く事
【スイハ】 人の幸せのためなら、 どんな苦しい事も顧みない心!
【スイハ】 そう…今のマスターのように!
いや、別にそんな大袈裟な ものじゃないけど…
【スイハ】 今のあなたの姿を見て、 わたくしも変わりました
【スイハ】 もう迷わない… こうと決めたら…
【スイハ】 貫き通す!!
彼女の迷いない弓が、 天高く飛んで行った
【スイハ】 できました… わたくしの新たなる奥義
【スイハ】 『零式・終焉の雪化粧』 -ファイナル・ミスト- です!
それは彼女が 新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【スイハ】 もう失敗を恐れない
【スイハ】 なぜなら…誰かの喜ぶ顔を見たい… その為に戦う…
【スイハ】 そう… マスターに教わったから
【スイハ】 その為に、わたくしは 弓を放ち続ける…!
なにやら自分の世界に入り、 ぶつぶつ言っている彼女
あの、それ…なにしているの…?
【スイハ】 …え?
弓を構え、色んなポーズを 決めていた彼女
【スイハ】 …あ
【スイハ】 …おほん
【スイハ】 マスター、あまり見ないでください (見られてる~!!恥ずかしい 恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!)
心の中はどうか分からないが、 あくまでいつも通りを貫く スイハだった
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