416101070 インテグラルノア編サイド インテグラルノア サイドストーリー かけがえないアナタへ 前編 かけがえないアナタへ 1話 7 - 平和への決意-7 平和への決意-7 平和への決意 7話
【ティルフィング】 私はロンギヌスとともに ここで暮らしています 二人ともマスターはいません
【ティルフィング】 …でしたら、やはり不思議ですね
【ティルフィング】 マスターに仕えるキル姫同士なら 淘汰が起きないこともあるそうです けれど…
【ティルフィング】 私がアナタのマスターと共鳴して いるわけでもありません では、どうして…?
【ロンギヌス】 きっと…愛です! 主の愛が争いを止めて下さったんです
【ティルフィング】 ロンギヌス…淘汰はただの争いでは なく神聖な儀式です 唯一人のオリジナルになるための
【ロンギヌス】 それは分かっていますけど…
【ロンギヌス】 私は… あなたに消えて欲しくないんです もちろん、そちらの方にも
【ロンギヌス】 淘汰なんて… どうしてキル姫同士で戦わないと いけないんですかっ
【ティルフィング】 ですから… 私達はそのように宿命づけられて いるんです
【ロンギヌス】 そんなの…酷いです…
【ティルフィング】 …………
【ティルフィング】 ごめんなさい 彼女はいつもこうなんです
【ティルフィング】 とても優しいんですね それは、大切なことだと思います
【ティルフィング】 ありがとうございます …淘汰は日を改めて行いましょう また明日、来て下さい
【ティルフィング】 …分かりました
【ロンギヌス】 ティルさん…!
【ティルフィング】 では、明日 この場所で
【ティルフィング】 …………
【ティルフィング】 …あの、マスター どうして先程、私を止めたんですか?
【ティルフィング】 …いえ、マスターを責めるなんて とんでもないです
【ティルフィング】 実は、淘汰を遮られたとき 少しホッとしたんです
【ティルフィング】 あのロンギヌスが慕っている「私」と 戦うことに…躊躇いがあったのかも しれません
【ティルフィング】 淘汰は私達にとって大切な儀式なのに 一刻も早くオリジナルになって お母さんに会わないといけないのに
【ティルフィング】 どうして私は…
【ティルフィング】 マスターは…私の迷いを見抜いて いらっしゃったんですね
【ティルフィング】 …大丈夫です 明日は、ちゃんと淘汰を行います
【ティルフィング】 それが私達の、宿命ですから
選択肢:
- もう迷いはない? → select_label_01へ
- その宿命は自分も背負う → select_label_02へ
- 側にいるよ → select_label_03へ
それが私達の、宿命ですから
select_label_01:
【ティルフィング】 はい 迷いはきっと「私」に失礼ですので
select_label_02:
【ティルフィング】 マスターも… ありがとうございますっ
select_label_03:
【ティルフィング】 …私は一人じゃない それだけで力が湧いてきます
select_label_end:
【ロンギヌス】 …………
【ティルフィング】 ロンギヌス、少しいいですか?
【ロンギヌス】 …イヤです
【ティルフィング】 そんなこと言わずに、 話を聞いて下さい
【ロンギヌス】 お願いです、ティルさん 戦わないで下さい…!
【ロンギヌス】 今夜のうちにどこか遠くへっ そうすれば淘汰をせずに…
【ティルフィング】 ロンギヌス そんなことをしても、 いつかまた彼女と出会います
【ティルフィング】 むしろ「私」に出会えたことに 感謝しなければなりません オリジナルに一歩近づけるのですから
【ロンギヌス】 でもっ… どちらかは消えてしまいます…
【ティルフィング】 消えるのではありません 一つになるんです
【ティルフィング】 私が勝てば彼女の意思は私の中に 彼女が勝てば私の意思が彼女の中に
【ティルフィング】 そうやって全てを引き継ぎ、 背負ってオリジナルに至るんです
【ティルフィング】 悲しむことも恐れることも ないんですよ
【ロンギヌス】 分かりません…! 私には分かりません…!
【ロンギヌス】 戦いは嫌いです 淘汰も嫌いです こんな宿命、大嫌いです!
【ティルフィング】 …明日、私は彼女と淘汰を行います 必ず見ていて下さい
【ティルフィング】 アナタもここから旅立つときが 来たんです
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