416103020 インテグラルノア編サイド インテグラルノア サイドストーリー かけがえないアナタへ 後編 かけがえないアナタへ 3話 2 - 不可欠な痛み-2 不可欠な痛み-2 不可欠な痛み 2話
【ユグドラシル】 私は世界樹として世界を支え、 循環を司り、全てを見守ってきたの
【ユグドラシル】 そこに「意思」と呼べるものは なかった あくまで自然の摂理だったから
【ユグドラシル】 でも、あるとき「興味」を抱いて しまった…私を通って地上から 天上世界に至った者達…キル姫
【ユグドラシル】 きっかけは、ティルフィング あなただったけれど
【ユグドラシル】 あなた達が何を為そうとしているのか すぐ側で知りたくなった
【ユグドラシル】 そんな「思い」が私から離れて 天上世界に「奏官」として顕現した それが、そこにいるあなたよ
【ユグドラシル】 あなたはティルフィングと出会い、 ともに旅をすることでキル姫という 存在に触れ続けてきた
【ユグドラシル】 キル姫のことを知りたい そんな「意思」こそがあなたの正体
【ティルフィング】
マスターが、ユグドラシルから
生まれた「意思」…
【ティルフィング】
本当なんですか？
選択肢:
- 本当だ → select_label_01へ
- （頷く） → select_label_01へ
本当なんですか？
select_label_01:
【ティルフィング】
驚きました
でも、そんなに気にならないと
いうか…
【ティルフィング】
マスターがどのような方でも、
私の気持ちは変わりませんから
【レーヴァテイン】
まあ…それはそうだよね…
ところでさぁ…
何でさっき…苦しそうにしてたの？
選択肢:
- それについてなんだが… → select_label_02へ
まあ…それはそうだよね… ところでさぁ… 何でさっき…苦しそうにしてたの？
select_label_02:
【ティルフィング】
ユグドラシルが衰弱している…！？
そんな…
【ユグドラシル】 あなたには隠せないわね ええ…私は少しずつ衰えているの このままでは…
【ユグドラシル】 私は枯れて、世界は“終焉”を 迎える
【ユグドラシル】 愛しい子らを、もうしばらく 守ってあげたかったのだけれど…
【ティルフィング】
どうして衰弱しているんですかっ？
何か私達にできることは
【ユグドラシル】 これは自然の摂理なの… ごめんなさい…
【マサムネ】
そのような言葉で片付けられるもの
ではあるまい
原因を突き止めねば
選択肢:
- 原因は分かっている… → select_label_03へ
そのような言葉で片付けられるもの ではあるまい 原因を突き止めねば
select_label_03:
【ティルフィング】
教えて下さい、マスター！
【ユグドラシル】 待って あなたの口から言わせるのは 心苦しいわ…私が話します
【ユグドラシル】 私の衰弱の原因は…天上世界と 地上世界、両方で続いている戦いなの
【フライクーゲル】
オウッ…
【ユグドラシル】 戦いが広がれば広がるほど、 私は衰弱してしまう…
【ティルフィング】
私達のせいで、ユグドラシルが…
【ユグドラシル】 あなた達のせいではないわ そんなふうに考えなくていいの
【アルテミス】
ですが、原因はそこなのでしょう
天上世界でも地上世界でもキル姫同士
の戦いは終わる気配がありません
【ティルフィング】
やっぱり…早くお母さんを目覚め
させないとっ
【ユグドラシル】 平和の女神エイレーネですか… 彼女にも辛い思いをさせてしまい ました…
【ティルフィング】
そうです！
お母さんを目覚めさせる方法を
知りませんかっ？
【ティルフィング】
どうして封印されたままなのか、
その理由だけでも…
【ユグドラシル】 それは…言葉で伝えるより その目で見てきた方が良いでしょう
【アルテミス】
見てこいと言われても、
過去を知る術は私達にはありません
【ユグドラシル】 私には世界創世から今までの 全ての記録が残されています
【ユグドラシル】 これからあなた達を過去へと 送りましょう 記録を遡り、真実を知って
【ユグドラシル】 その後どうするのか それはあなた達の意思に委ねます
【ティルフィング】
ありがとうございます
世界の終焉を回避する方法を
見つけてきます
【ユグドラシル】 気負わなくていいの ただ、その目で見て、耳で聞いて、 真実に触れてきて
【ユグドラシル】 もう一人の「私」 愛しい子らをお願いね
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