416103043 インテグラルノア編サイド インテグラルノア サイドストーリー かけがえないアナタへ 後編 かけがえないアナタへ 3話 4 - 不可欠な痛み-4 不可欠な痛み-4 不可欠な痛み 4話 戦闘後
【ティルフィング】 …処理、完了
【ティルフィング】 この辺りにまでキラープリンセスが 現れるなんて… もう、この世界は…
【ティルフィング】 お待たせしました、マスター もう大丈夫ですよ
【ティルフィング】 …え? どうして彼女達と戦ったのか… ですか?
【ティルフィング】 それは…そういうものだからとしか 答えられません
【ティルフィング】 私達キラープリンセスは 天上世界の脅威として、互いに 殺し合う定めなんです
【デュリン】 ティルー! 戦う音が聞こえたけど、大丈夫っ?
【ティルフィング】 デュリン! 問題ないわ それよりも
【ティルフィング】 やっと、私もマスターに出会えたの これで「脅威」ではなくなるわ
【デュリン】 ええっ? 私が花の蜜を味…調べてるうちに そんなことになってたの!?
【デュリン】 アンタがティルのマスター? ふーん… 名前は?
【ティルフィング】 そうでしたっ お尋ねするのを忘れていました すみません
【ティルフィング】 他に従えているキラープリンセスは いらっしゃいますか? 彼女達にも挨拶をしないと
【デュリン】 周りには誰も見当たらないけど… ちょっとアンタ 何でぽかーんとしてるのよ?
【デュリン】 はああああ!? こことは別の世界からやって来た? 意味分かんないわ!
【ティルフィング】 ですが…マスターは確かに私の キラーズと適合しています
【ティルフィング】 マスターの仰ることを尊重したいの ですが…別世界から来たなんて 信じられません…
【デュリン】 ちょっとアンタ! 変なこと言ってティルを悲しませるん じゃないわよ!
【デュリン】 バイブスとキラーズが適合してるん なら、アンタがティルのマスターで 間違いないんだから
【デュリン】 ほら、行くわよ マスターがいるのならティルだって 町に入れるし
【デュリン】 これからのことを話し合いましょう
【ティルフィング】 そうね… あの…これからよろしくお願いします マスター
【住民1】 ひっ… キラープリンセスだ…
【住民2】 奏官がいるからって町に入れる なよな…
【住民3】 何でここに…
【ティルフィング】 …………
【デュリン】 ティル、無視よ無視 アンタは他のキラープリンセスとは 違う
【デュリン】 マスターがいなくても、アンタは 人を殺さずにやってこれた
【デュリン】 そして今はマスターがいる アンタが「脅威」になることは 絶対にないんだから
【ティルフィング】 ありがとう、デュリン… でも…
【デュリン】 でももへちまもないのよ! ほら、宿に行くわよ!
【ティルフィング】 せめて、ローブを被りますね
【デュリン】 ふう… やっと落ち着けるわね さてと…
【デュリン】 自称、別世界のマスターさん アンタ、今の状況を理解できて… ないわね、その顔は
【デュリン】 しょうがないわねー… ざっと説明してあげる――
【ティルフィング】 デュリン!マスター! 伏せて下さいっ
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