416103110 インテグラルノア編サイド インテグラルノア サイドストーリー かけがえないアナタへ 後編 かけがえないアナタへ 3話 11 - 不可欠な痛み-11 不可欠な痛み-11 不可欠な痛み 11話
【アルテミス】 …なるほど あなたのお考えは理解できました
【パラシュ】 この世界を維持するために他を犠牲に するか…それとも全て守って共倒れに なるのか…
【マサムネ】 拙者達はその二択にはまっておった だが、奏官殿は新たな道を示して くれたのだな
【ロンギヌス】 この世界で理想が叶えられないのなら 新しく世界を創造すればいいなんて…
【ロンギヌス】 それは主の御心に沿うものなの でしょうか…?
【ティルフィング】 この世界での救済は、 諦めることになります でも…
【ティルフィング】 新しい世界に連れていく人々を 選ぶことはできるでしょう
【ロンギヌス】 人々を選ぶ… 愛をもった人達だけの楽園… それなら
【マサムネ】 ふむ… 確かに新しい世界に相応しい者を 選べるのならば…
【マサムネ】 誰も犠牲にせぬ完璧な世界を 構築できるやもしれぬ
【フライクーゲル】 イエス そこでなら、みんなヘアピィになれる そんな理想郷が創れたら
【フライクーゲル】 イッツアメイジング! ベリィエクセレンツだよ!
【パラシュ】 そこに理想を追い求める人々だけを 連れていけば、素晴らしい理想郷が できそうだ
【アルテミス】 清廉で高潔な方々こそ集めるべき ですよ
【ロンギヌス】 愛に溢れた世界が、実現する…
【ティルフィング】 マスター とても思い切った発想ですっ ただ…
【ティルフィング】 どうやって新しい世界を創造するか それが問題ですよね…
選択肢:
- 自分もユグドラシルだ → select_label_01へ
- 世界樹ならここに → select_label_01へ
どうやって新しい世界を創造するか それが問題ですよね…
select_label_01:
【ティルフィング】 あっ…! そうでした… マスターはユグドラシルの一部…
【アルテミス】 確か、私達への興味が自我を持ち、 人の姿で天上世界に顕現したん でしたね
【ティルフィング】 マスターなら新たな世界の世界樹に なれる…
【ティルフィング】 でも、それではマスターにかかる 負担が大きすぎます…!
【パラシュ】 ティルフィング、君のマスターの 目をよく見るといい
【ティルフィング】 マスター… 決意は固いんですね
【ティルフィング】 分かりました アナタを信じます
【アルテミス】 つまり…あなたを核にして 天上世界からマナを移し、 新しい世界樹と世界を創り出す
【マサムネ】 歪に膨れ上がった宿業の世から 永劫の理想郷へと世界を作り直す… 実に壮大な計画だ
【レーヴァテイン】 一から作り直すって…面倒くさい 本気なの…?
【ティルフィング】 ユグドラシルには申し訳ないの ですけれど、提示された二択の どちらを選んでも…
【ティルフィング】 最善とは思えないんです
【ティルフィング】 もう私は異族の犠牲も見過ごせない… あの子達は「私達」だから
【ティルフィング】 誰も犠牲にならず維持できる 完璧な世界こそが最善のはずです
【パラシュ】 それなら、この世界に固執するより 新しい世界に望みを託した方が 良さそうだ
【レーヴァテイン】 待って… それじゃ兄さんは…
【パラシュ】 …諦めてもらうしかないな
【フライクーゲル】 うーん… わたしのマスターはサァッドな 記憶を取り除ければ…
【フライクーゲル】 新しい世界に連れていけると思うから いいけど、レーヴァテインはね…
【ティルフィング】 そうですね… レーヴァテインにはゼロのことが ありました
【ティルフィング】 たった二人きりの兄妹です… 何とかしないと…
【レーヴァテイン】 …………
【レーヴァテイン】 はぁ… ありがと、ティル いいよ…もう…
【レーヴァテイン】 あのとき…兄さんが去っていったとき きっと…追うべきだったの
【レーヴァテイン】 でも、そうしなかった… そんな私は…家族のことをいう 資格なんてないんだよ…
【レーヴァテイン】 だから…兄さんのことは、もう…
【ティルフィング】 レーヴァ…! 私達が新しい家族ですっ
【レーヴァテイン】 は…? ティル、何…言ってるの?
【ティルフィング】 ごめんなさい! つい、勢いで…
【ティルフィング】 アナタは一人じゃありません 私が…私達がいます そう言いたかったんですっ
【レーヴァテイン】 ふっ… ふふふっ
【レーヴァテイン】 ティルと家族か… それも…いいかもね
【ティルフィング】 レーヴァ、ですから今のは…
【レーヴァテイン】 いいよ… 私もティル達の理想郷に…賛成
【レーヴァテイン】 だけど、もしも…もしもね 兄さんと会う機会があったら… そのときのことはちゃんと考えさせて
【ティルフィング】 もちろんです レーヴァ …ありがとうございます
【アルテミス】 では皆さん、賛成ということで いいですか?
【ティルフィング】 はい
【マサムネ】 無論だ
【パラシュ】 ボクも構わないよ
【フライクーゲル】 イエス!
【ロンギヌス】 愛に溢れた世界が創り出せるのなら
【レーヴァテイン】 いいんじゃない
【アルテミス】 決まりですね ユグドラシルには…
【ティルフィング】 全て包み隠さず話しましょう 私達の計画を
【ティルフィング】 マスター、 少し待っていて下さい
【ティルフィング】 どのように伝えるのか、 私達で話し合ってまとめますので
【ユグドラシル】 そう… あなた達が決めたことなら、 私は受け入れるわ
【ユグドラシル】 新しい世界樹の核になるのは 大変でしょうけど、彼女達を よろしくね
select_label_loop:
選択肢:
- はい → select_label_02へ
- いいえ → select_label_03へ
新しい世界樹の核になるのは 大変でしょうけど、彼女達を よろしくね
select_label_02:
【ユグドラシル】 あなた達の旅路に幸多きことを 願うわ
select_label_03:
【ユグドラシル】 まあ… あなたがそんな弱気でどうするの
select_label_end:
【ティルフィング】 ありがとうございます、 ユグドラシル
【ユグドラシル】 …ん? ひょっとして、あなた達――
【ティルフィング】 さあ、行きましょう マスター
【フライクーゲル】 ヘ~イ! まずは何からする? わたしはマスターを…ワッツ?
【アルテミス】 静かに ティルフィング、私達は少し話を しながら行きますので
【ロンギヌス】 奏官さんと、先に行っていて下さい
【ティルフィング】 え… ええ、分かりました
Next: 416103120