50015201 制服ケラウノスストーリー アンニュイは美人の証?
人気のない屋上は 平穏な隠れ家… マスターはほっと一息つく
女の子達だらけの学校は 華やかで楽しく、ありがたい
…でも、たまには落ち着いて 一人にもなりたい
【ケラウノス】
おやおや~?
意外な第一生徒はっけーん
なにたそがれてるの?
あっさり見つかってしまった… 恐る恐る振り返ると そこにはケラウノスが立っていた
【ケラウノス】
さては、
男は孤独な生き物なんだぜ…
とか言っちゃう気でしょ?
【ケラウノス】
あははっ!
ダメダメ、君ってば
そういうの似合わないから!
【ケラウノス】
そのままでもモテるんだから
欲出してキャラ変更とか
しなくていいから~!
いつもの調子のケラウノスに 言い返そうとするマスターは ふと、彼女の笑顔の翳りに気づいた
【ケラウノス】
ま~、誰にでも
たそがれたくなるときくらい
あるよね~
それきりケラウノスは なにも言わずに遠くを見つめていた
【ケラウノス】
ん~?
珍しくテンションが低いって?
【ケラウノス】
いつも元気なケラウノスちゃんも
たまには悩んだりするよ
【ケラウノス】
ハツラツかわいい系から
アンニュイ美人に
方向転換~!なんてね
心なしか冗談にもキレがない 本当になにか悩み事があるような ほっとけない横顔のケラウノスだった
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